相談者:ようようさん(32歳/女性)
妊娠6週目に入りましたが絨毛膜下血腫があると言われました。絨毛膜下血腫は今後なくなったとしても胎児に障害などの影響及ぼす可能性はあるのでしょうか?
お悩みを専門家に相談しませんか?
カラダメディカでは、Q&Aを見るだけでなく内科医や産婦人科医、カウンセラーなどをはじめとする様々な専門家に相談することができますので、ぜひ相談機能もご検討ください。
婦人科
相談者:ようようさん(32歳/女性)
妊娠6週目に入りましたが絨毛膜下血腫があると言われました。絨毛膜下血腫は今後なくなったとしても胎児に障害などの影響及ぼす可能性はあるのでしょうか?
子宮が大きくなるにつれて胎盤が引き伸ばされたり、少し剥がれたりすることがあります。これを絨毛膜下血腫といいますが、妊娠初期にはよく見られることで胎盤が完成される妊娠4~5ヶ月には治まるはずです。 しかし、妊婦さんで心配なさるのは「切迫流産」や「流産になる心配がある」という不安ではないでしょうか?現在は超音波断層法で胎児の心拍動が確認できれば98〜99%の確率で流産はしないとされています。 切迫流産の診断は、出血があるかと下腹痛があるかという自覚症状によります。そして絨毛膜下血腫があると、茶色の出血の原因となることがあります。 出血がある時に超音波検査をすると数%に絨毛膜下血腫が見つかると言った方がいいでしょう。それでも心拍動が見つかれば98〜99%は大丈夫なのです。 あくまでも、一般的なお話しになってしまいますので、不安な事は検診の際にかかりつけの医師へ相談して下さいね。内診、視診含めて行っているのは、かかりつけ医師ですので一番的確なお話しが聞けるかと思います。 また、胎児への障害や影響ですが、どのような妊娠であっても奇形を含めた障害児は常に数%の確率で生まれるものなのです。赤ちゃんが生まれてくる環境いわゆる環境問題だけでなく家族を含めた人間関係もよくしておくことが、親としてやっておけることではないでしょうか。
2011/02/14 12:00