妊娠初期について

一般的には妊娠初期と後期は飛行機に乗ってはいけないとされています。飛行機に乗るということは自分が思っているよりも様々なストレスが体にかかります。上昇時や下降時に体にかかるGや高度航行による気圧の変化など様々な影響が体に与えられます。 ここで一番重要なのは気圧の変化による影響です。飛行機は出来るだけ気圧が変化しないようにと作られてはいますが、完全に防ぐことはできません。航行時の最高度に達した時には1500～2400メートルの高度にいるのと同じくらいの与圧を受けることになります。これにより腸内のガスが膨張してしまい体に悪影響を与えてしまうということもあるそうです。また出来るだけ気圧を地上のものに近づけようとするために空気をできるだけ循環させようという処理がされるということがあります。循環していると言ってもフィルターによって細菌の類は除去されていますので、空気自体は綺麗なものです。ですがインフルエンザウィルス等のごく小さなウィルスとは取り除くことができずに循環してしまいます。こういったこともありますので、胎児に影響を与えやすいということから、初期と後期の妊娠は飛行機の搭乗には適さないと言われています。 ただ、妊娠12～28週であれば飛行機に乗るのは問題ないという見解もあります。ちなみに妊娠している人が飛行機に登場する時には医師の診断書が必要となりますので、必ず診断を受けるようにしてください。 妊娠と飛行機に関してはこれだけではありませんが、基本的には12～28週の間に乗るようにして、しっかりお医者さんに事前に相談するということが重要であると覚えておきましょう。