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婦人科

相談者

現在妊娠5ヶ月です。たばこがまだやめれません。

相談者:りりはるさん(30歳/女性)

毎日毎日禁煙したいと思ってもう妊婦5ヶ月になってしまいました。 止めなければいけないのはわかっています。 2人子供いますが、2人の妊娠中も禁煙したいと毎日思いながら出産にいたりました。 2人とも3000g位で産まれて病気もせず、元気です。 本当にやめたいのですが、どうしたら禁煙に成功しますか? 何回も本数減らしたり、止めようとしても1日で我慢できなくなり、でも禁煙外来に行って禁煙したくないです。自力で禁煙したいです。 今16週ですがこれから禁煙しても遅いですか?

相談者に共感!

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2011/03/23 10:41

喫煙が胎児に及ぼす最も大きな影響は出生時の低体重です。喫煙量が多いほど新生児の体重が少なくなる傾向があり、出産時の胎児の体重が非喫煙者と比べると170g~250g少なくなります。 これによって未熟児出生のリスクは非喫煙者に比べると2、3倍に増え、知能や発達の遅れ・また発育にも影響します。 これは喫煙によって母体の血管が細くなってしまうため、胎児に十分な栄養や酸素が届かなったからです。 また、流産・早産の可能性が高くなります。 流産の原因の多くは胎児の染色体異常ですが、1日20本のたばこを吸うと流産率は非喫煙者の2倍を超えるという報告があります。また早産に関しても同様で早産率が非喫煙者の1.5 倍ほど高いと報告されています。 その他にも、常位胎盤早期剥離の発生 常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)とは妊娠中または分娩時に、正常位置に付着している胎盤が胎児の娩出より先に剥がれてしまうこと。 胎児仮死、胎児死亡、子宮の摘出、さらには母体死亡なども起こりうる重要な疾患です。発生率は全妊娠の1、2%ですが喫煙している場合、血流の衰えなどが原因で非喫煙者より高くなることがわかっています。 その他影響すると考えられてるものとしては 早・前期破水 陣痛開始前に子宮口が開かないうちに破水が起こる 先天異常による出生時の形態異常や潜伏的な機能異常 胎盤の位置異常(前置胎盤は子宮上部にある胎盤が子宮口に位置する) 子宮の感染症 (いわゆる性病を引き起こしやすい ) など、子供の体重だけでなく他にも色々な原因が起こる可能性があります。 今からでも禁煙は遅くありません。 できれば禁煙外来をお薦めします。

2011/03/24 10:14