相談者:キラリイさん(44歳/女性)
何回かご相談していますがお答えいただけません。宜しくお願いします。 春に細菌性膣炎にかかり、婦人科で膣剤の治療を受けました。 今は免疫力を上げる為に様々工夫しています。 膣内の乳酸菌を増やす為に ビオフェルミンの挿入が有効とネットで見ましたが、本当でしょうか? どれくらいの頻度で挿入するとよろしいですか? 細菌性膣炎を再発したくないので 他に良い対処方法がありましたら教えて下さい。 どうぞ宜しくお願いします。
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婦人科
相談者:キラリイさん(44歳/女性)
何回かご相談していますがお答えいただけません。宜しくお願いします。 春に細菌性膣炎にかかり、婦人科で膣剤の治療を受けました。 今は免疫力を上げる為に様々工夫しています。 膣内の乳酸菌を増やす為に ビオフェルミンの挿入が有効とネットで見ましたが、本当でしょうか? どれくらいの頻度で挿入するとよろしいですか? 細菌性膣炎を再発したくないので 他に良い対処方法がありましたら教えて下さい。 どうぞ宜しくお願いします。
インターネットには、信頼できない情報が氾濫しており、患者さんとしては何が正しくて、何が間違っているのか判断しづらいと思います。 アメリカの臨床医がよく使う Up To Date というオンラインデータベースには以下のように書いてあります。 Investigative therapies — The efficacy of exogenous lactobacillus recolonization with probiotic lactobacilli vaginal gelatin capsules has been reported in two small trials [91,92]. These results should be reproduced in other and larger trials before use of this therapy is considered. つまり、「外から善玉菌を入れて膣の細菌叢を整えるというのは、2つの小さな臨床検査でその効果が報告されている。しかし、この治療が認知されるには、もっと大規模な研究が必要である。」と書いてあります。 つまり、まだ実験段階ということです。 今のところ、細菌性膣炎の治療は抗生物質が中心となっています。再発を繰り返すのであれば、より長期間、抗生剤を使う必要があるかもしれません。
2011/07/18 17:07
ビオフェルミンの挿入が本当に有効かどうか学問的な研究レベルでははっきりと証明されていません。予防法としては、メトロニダゾールという薬を膣内に定期的に挿入することによって、細菌性膣炎感染リスクを減らすことができるということがわかっています。一般的に細菌性膣炎は妊娠をする場合や症状が強い場合にしっかりとした治療が求められます。それ以外の場合性感染症でもありませんのでどこまで厳格に治療を行うかということは難しい問題です。病理学的には、ビオフェルミンを挿入し細菌フローラを変化させるというのは理にかなっているように見えますがその効果は保証できるものではありません。また喫煙やのシャワー等による膣内部の洗浄が感染リスクをあげると言われていますので、そういったことを避けるのも手かもしれません。
2011/07/18 17:16