相談者:あいうえおさん(29歳/女性)
先月、カンジダ腟炎になりまた同じ症状で病院に行くとそれっぽいと診断されました。3ヶ月の間に3回もなってしまうというのはどうしてなのでしょうか?病院では、膣洗浄や薬を挿入してもらっていますが、薬が効いていないということですか?これまでも夏の間になってしまうことが多かったんです。何か他の病気になってしまっているんでしょうか…?
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婦人科
相談者:あいうえおさん(29歳/女性)
先月、カンジダ腟炎になりまた同じ症状で病院に行くとそれっぽいと診断されました。3ヶ月の間に3回もなってしまうというのはどうしてなのでしょうか?病院では、膣洗浄や薬を挿入してもらっていますが、薬が効いていないということですか?これまでも夏の間になってしまうことが多かったんです。何か他の病気になってしまっているんでしょうか…?
カンジダ腟炎がなかなか治らないという場合、1)治癒しているのにおりもの、かゆみなどの症状が遷延している、2)治癒、再発を繰り返している、3)難治性、の主に3つのパターンがあります。 まず1)に関しては、婦人科を受診しておりものの検査をすることで、本当にまだカンジダがいるのかが分かります。「それっぽいと診断されました」とありますが、医師は、おりものをちゃんと顕微鏡下でみて、カンジダと確認したのでしょうか?次に、2)に関しては、糖尿病、薬(ステロイド、免疫抑制剤、ピル、抗生物質)、熱や湿気を閉じ込める服装(ナイロン)、妊娠、、AIDS、肥満などのリスク因子があると、カンジダになりやすくなります。 最後に、3)に関しては、2)と同様にリスク因子がある場合が多いです。そして、もし本当にカンジダの感染が6カ月以上持続しているのであるとすると、抗真菌剤を経口のものに変えたりすることで、治療していきます。 質問者様の場合は、「夏の間になってしまうことが多かった」ということから、熱や湿気を閉じ込める服装(ナイロン)が原因で2)が起こっているのではないかと思います。暑いときはなるべく涼しい格好をされたほうがいいと思います。あとは、医師が本当にカンジダの確定をしているのかも重要です。症状だけでカンジダと言っている可能性もあり、その場合は1)になります。 いずれにしても、完治するまでは産婦人科を定期的に受診することをお勧めします。
2011/08/20 12:04