さくらもちさんは定期的に婦人科検診は受けていますか?婦人科の病気は症状として表れににくい為日頃からの検診での予防が必要です。もし、受けていないようでしたら年1回は婦人科検診を受けるようにしましょう。
そこで特に異常がなければ妊娠希望の場合にはタイミング法の実施になります。
月経の正常周期は25~38日間のサイクルです。個人差がありますが、39日以上あいだがあく長い周期を稀発[きはつ]月経といいます。原因は、卵巣の働きが不十分で、ホルモンが順調に分泌されていないことが考えられます。
稀発月経でも排卵があれば妊娠・出産が可能ですが、無排卵周期になっている場合が多いことも。1~2ヵ月様子をみて、もとどおりになればいいですが、周期が長い状態が続くようであれば、ホルモンバランスの状態や排卵の有無を調べたほうがいいでしょう。
また、月経や分娩時の出血ではなく、性器から出血することを不正出血といいます。不正出血の多くは、子宮から起こりますが、膣や外陰部から起こる事もあります。 不正出血には大きく分けると、機能性出血と器質性出血とがあります。
機能性出血というのは、特別の病気ではない不正出血です。
原因のほとんどはストレスや不規則な生活などが原因で、ホルモンバランスがくずれ、不正出血してしまうこともあります。月経と月経との中間期(排卵期)に起こる中間期出血はその典型で、思春期や更年期の女性に多くみられます。
器質性出血というのは、なんらかの病気などが原因で起こる不正出血です。病気には子宮がん(子宮体がん、子宮頸がんなど)、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮内膜炎、腟炎などから、外陰部の軽い炎症にいたるまで、さまざまなものがあります。「出血が少量だから」など軽い気持ちで流すのではなく、一度、婦人科に相談して下さい。