血液感染について

血液を介した感染というのはケースバイケースで異なりますが、まずは出血している方が何らかの感染症を持っているかいないかで対応が変わるということもあります。基本的に誰の血液ではダメ、というのではなく、感染症がある人の血液の接触が問題になります。たとえば、代表的な血液を介する感染症としてB型・C型肝炎やHIVといったものがあります。これら感染症の血液と正常な皮膚が接触しても基本的に感染に至ることは考えにくいです。しかし、そのような感染した血液と傷などが接触し、血液の直接的接触がある場合は感染の危険性が出てきます。

人の血液を触ることに気をつけなければならないのは感染予防の観点からです。特に血液を介して感染する肝炎ウィルスやHIV、梅毒など触れただけで移ることはありませんが、全ての人が検査しているとは限らずわからない状態で安易に触れるのはよくないということです。家族に関しては感染状況をわかっていると思われますので、そんなに神経質になる必要はないと思います。万が一感染していて、そのことが分かっているのであればもちろん注意しなければいけません。