海外旅行

妊娠初期および後期の旅行、特に遠方への旅行は、避けられるのであれば、避けたほうが賢明です。 妊娠中期（１４-２８週）は、安全に快適に、そして二人だけで旅行が楽しめる最後のチャンスです。赤ちゃんが生まれたら、とてものんびり休暇を楽しむことはできません。この時期は泊まりがけの出張にも最適です。但し、医師の許可をもらってからにしましょう。高血圧や糖尿病、その他の医学的あるいは産科的な問題があれば、許可が出ないかもしれません。 妊娠初期は、たとえ特に問題がない場合でも、肉体的、精神的に妊娠に適応しようとしている時期なので、遠方への旅行は避けた方が無難です。具体的には、例えば、今後つわりがひどくなって、経口摂取ができなくなり入院治療が必要になってくる可能性もあります。 妊娠後期の長距離の旅行もお勧めできません。予定より早く陣痛が始まったり、旅行中に突然出血した、胎動が感じられなくなった、破水したなどの緊急事態もありえます。