羊水

早産の時期に破水が起こると次のような心配があります。１）妊娠３７週未満であれば、赤ちゃんが早産で生まれてしまう心配、２）子宮内の感染の心配、３）羊水が少なくなってしまう心配、４）破水した時点で赤ちゃんの頭が下を向いていない逆子の状態の場合、へその緒が出てきてしまう（臍帯脱出）の心配。 早産の時期に破水した場合、子宮内感染を防ぎつつ、状況によっては人工羊水を使い、薬で陣痛を抑制し、赤ちゃんの発育を待つことになります。 ３２週以降であれば、赤ちゃんが外の世界で生きていけるため、分娩の方向にもっていきますが、それ以前の週数であれば、少しでもその発達段階に近付けるまで、妊娠を継続させることを目標にします。 質問者様は、羊水がなくなってしまうことを心配されていますが、これは先に述べたように人工羊水を使うことである程度対応が可能です。無事に出産されることをお祈りしております。