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内科

相談者

偽性腸閉塞症の術後について

相談者:みつば☆さん(44歳/女性)

はじめまして 初めて質問させて頂きます。 私は8年程前から腸閉塞で消化器内科に入退院を繰り返してました。ペンタジン筋注、イレウス管の留置、絶食、点滴、大腸内視鏡等の処置等で症状が軽快すると退院、また悪化すると入院していました。 その時は以前のもう腸の手術の癒着が原因だろうといわれてました。 しかし、一昨年突然の下血と腹痛が起き、緊急入院。ヘモグロビン6で輸血、IVH処置、造血剤、抗生剤の点滴、ボルサポ、ソセアタの点滴を毎日行い、ある程度症状が治まった後、胃、大腸カメラ、ダルム追求、更に小腸内視鏡の検査もしましたが狭窄や腫瘍もなく「もう腸手術の癒着」もわずかで、結局「腸閉塞」の原因が不明になってしまいました。 その後、IVHからの感染で敗血症になり体力が衰えた事、ソセアタ点滴、下剤、ガスモチン、大建中湯からワゴスチグミン散等様々な薬の投与でも治療効果がなかった事から、主治医の先生から、大腸疾患専門の外科の先生を紹介され 昨年3月、紹介先の都内の病院で「偽性腸閉塞症」と診断され大腸は残したまま、永久小腸人工肛門造設手術を受けました。 術後1年程は調子も良好でしたが、今年夏頃からお腹のはりや、食後の吐き気(時々は嘔吐)が多くなりました。「偽性腸閉塞症」は術後でも小腸などの機能が悪くなることはあるのでしょうか? 病院へ行けれはいいのですが、主人は単身赴任中で、私は鬱病もあり今鬱がとてもひどく、1日ほぼ寝たきりでとても外出できる状態ではありません。 最後までお読み頂きありがとうございました。どうかよろしくお願い致します。

相談者に共感!

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2011/10/20 10:42

偽性腸閉塞は何例か経験しています。原因は不明であったり、神経の異常であったり、アミロイドーシスという病気であったり、さまざまです。既に小腸に人工肛門を作られているとのことですが、原因によっては小腸にも影響がおよんで、小腸が動かなくなることもあり得ます。たとえばアミロイドーシスというアミロイドという物質が消化管に沈着する病気では、小腸から胃まで動かなくなってしまいます。また神経の障害でも同様に小腸までやられてしまうことがあります。胃腸の動きが悪くなれば、当然おなかの張りや吐き気が起きます。手術されたときに切除した小腸や大腸でアミロイドや神経の検索はされているのでしょうか。

2011/10/20 13:58