相談者:カラダメディカさん(27歳/女性)
10月10日から16日まで生理がありました。19日からまた出血があります。茶色から赤くなってきて量も増えてきています。 排卵期の出血とみてよいのか、不正出血なのかわかりません。 また生理が来るということもあるんでしょうか?
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婦人科
相談者:カラダメディカさん(27歳/女性)
10月10日から16日まで生理がありました。19日からまた出血があります。茶色から赤くなってきて量も増えてきています。 排卵期の出血とみてよいのか、不正出血なのかわかりません。 また生理が来るということもあるんでしょうか?
排卵時期は生理が終えて~10日~14日前後になりますので排卵出血ではないかと思われます。月経や分娩時の出血ではなく、性器から出血することを不正出血といいます。不正出血の多くは、子宮から起こりますが、膣や外陰部から起こる事もあります。 不正出血には大きく分けると、機能性出血と器質性出血とがあります。 機能性出血というのは、特別の病気ではない不正出血です。 原因のほとんどはストレスや不規則な生活などが原因で、ホルモンバランスがくずれ、不正出血してしまうこともあります。月経と月経との中間期(排卵期)に起こる中間期出血はその典型で、思春期や更年期の女性に多くみられます。 器質性出血というのは、なんらかの病気などが原因で起こる不正出血です。病気には子宮がん(子宮体がん、子宮頸がんなど)、子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、子宮内膜炎、腟炎などから、外陰部の軽い炎症にいたるまで、さまざまなものがあります。「出血が少量だから」など軽い気持ちで流すのではなく、一度、婦人科に相談して下さい。 また、生理がくる場合には月経周期が24日以下という短いサイクルになることを頻発[ひんぱつ]月経といいます。原因としては、卵巣の働きが落ちているか、ストレスによるホルモン分泌の乱れが考えられます。 頻発月経には、黄体ホルモンの分泌が不十分で、排卵日から月経開始までの期間が短くなる黄体機能不全の場合もあります。黄体ホルモンが不足すると、子宮内膜が十分に成熟しないため、妊娠しにくかったり、妊娠しても流産が起こりやすくなることもあります。妊娠出産を望んでいる人は、はやめに婦人科を受診し、ホルモン分泌の状態を調べてみたほうがいいでしょう。一度病院への受診をお薦めします。
2011/10/22 23:23