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副耳について

相談者:メディカさんさん(30歳/女性)

次男は生まれ付き、右耳に7ミリ位のイボ様の物があります。 新生児の時に総合病院で副耳と診断されました。 見た目は気になるだろうけど、そのままでも大丈夫な物で、気になるなら、全身麻酔での手術になるので、5歳位になってから手術した方が良いと言われました。 副耳の中に軟骨は触ると無いのですが、副耳の人で中に軟骨入ってる人は、耳の中に軟骨が根の様になって、耳の聞こえが邪魔される人もいる、と言われました。 次男は2歳半です。耳は聞こえている様です。見た目でいじめられたら可哀想と、取ってあげたいのです。 本人の負担が軽く、入院しないで取れて、保険が効く方法は無いのでしょうか?

相談者に共感!

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2011/10/27 23:33

レーザーで焼いたりできるものではないので、いづれにせよとるには切除が必要と思われます。大人であれば局所麻酔で行うような手術と思われ、そのような手術は基本的には入院ではやりません。ところが問題は小児に行うというところです。個人差もありますし明確に何歳からならじっとして入れるという基準はありませんが、おおむね小学校入学前の小児に局所麻酔や縫合術を行う場合、タオルでぐるぐる巻きにする必要が生じてきます。けがをして縫合する場合であれば急いでやらなければならないですし、全身麻酔までするのはリスクもあるので多少子供のトラウマになってしまっても仕方がないということでスマキで処置を行いますが、副耳など待機的にとれるものの場合は話が違います。急ぐ必要もない手術で、ぐるぐる巻きで処置するのはトラウマにもなりかねず良くありません。だからと言ってじっとしていてもらうのも不可能です。そう考えると入院のなっても全身麻酔でやる方が安全ですし、きれいにできます。5歳くらいというのは、年齢が上がる程麻酔のリスクが減ってくるのと、どうせやるなら早くやる方が傷の治りが良いのとで、そのくらいがちょうどよいということです。施設によっては頼めば局所麻酔でやってくれるかもしれませんが、前述の理由でお勧めはできません。

2011/10/28 13:26