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婦人科

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妊娠線予防について

相談者:イチゴケーキさん(27歳/女性)

妊娠5ヶ月の妊婦です。 そろそろ妊娠線のケアが必要かなと思っているのですが、市販の妊娠線予防クリームではなく、病院でもらっている保湿クリームでも効果はありますか? 冬は乾燥するので、病院でヒルドイドクリームやビーソフテンクリームをもらったりしてるので、妊娠線にも効くならばついでに使おうと思っているのですが… ご回答よろしくお願いいたします。

相談者に共感!

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2011/12/12 22:57

皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っています。 妊娠してお腹が大きくなってくると、表皮は伸びることができるが、その下の真皮や皮下組織の一部が伸びにくいため弾性線維に亀裂が生じることによっておきます。 皮膚線状や線状皮膚萎縮ともよばれ、男女問わず成長が著しい場合や急激に太った場合、クッシング症候群の際にも出現します。 妊娠線は最初赤紫の線としてでてきます。一度できてしまうと、出産後も完全には元に戻らないですが、時間の経過とともに目立たなくなります。 妊娠6 - 7ヶ月以降に出現。妊婦の40%以上に発症する妊娠線ですが予防策としては体重増加をしすぎないことは有効です。しかし、どんなに予防を行っても100%防ぐ方法は今のところないです。 妊娠線が出始めるころは、かさつきや痒みがでることが多いです。これに関しては肌を清潔に保ち保湿剤を用いることも有効です。また、保湿をしっかりすることで、肌の弾性も増すので、保湿剤をこまめに塗ることが有効と言われていますので、病院で貰った保湿のクリームでも良いでしょう。また、妊娠線対策に販売されているクリーム(妊娠線クリーム)は、より肌のハリを増させる成分を入れているので、保湿剤の代わりに使用してもよいです。ケアを行わない人に比べ、行った方のほうが、妊娠線の発生率や度合いが低いと言われていますので心がけてみてくださいね。

2011/12/13 22:06