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婦人科

相談者

36週で逆子

相談者:きよりんさん(30歳/女性)

36週目でまだ逆子が治らずいます。今週末最後の逆子検診で帝王切開かがきまります。条件がよければ外から先生の手によって回し治ればいいのにとも言われました。初産なのですごく怖いです。 帝王切開になった場合のメリットデメリットを教えて下さい。また手術時間は約どれくらいかと流れが知りたいです。今の病院はまだ帝王切開の話をしてくれなくて…不安でしかたないです。また先生が外から回して治す方法もデメリットがあったりするのですか?

相談者に共感!

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2012/03/19 00:15

逆子の割合は妊娠が進むにつれて減っていきます。 21-24週で33%、25-28週で28%、29-32週で14%、33-36週で9%、37-40週で7%、40週で3-4%。 ですから、質問者様もまだ十分に逆子が治る可能性はあります。逆子は長く待てば待つほど、逆子は改善されるため、40週まで待つことが多いです。それまでに陣痛が来れば、その時点で判断します。逆子だからと言って自動的に帝王切開になるわけではありません。経腟分娩を試みる場合もありますし、医師によっては最初から帝王切開を選択する場合もあるでしょう。 逆子体操はされていますか?逆子体操はたくさん種類がありますが、良く試みられるのは、胸膝位という姿勢、つまり、四つん這いになって、腕はひじから先を床につけ、お尻を高く持ち上げます。このポーズを10-15分維持します。膝を開いて、脚の間にお腹を挟むようにするのがポイントです。 逆子という条件下において帝王切開のメリットは、1)確実に分娩できる、2)分娩に伴う痛みがない、です。デメリットは、1)回復に時間がかかる、2)傷が残る、です。 外回転術(外転術)のデメリットは、胎児の状態をモニターしながら行いますが、胎児が危険な状態になった場合は、即帝王切開に切り替えます。よって、そうした環境が整っていない病院で外回転術(外転術)をすることはお勧めしません。

2012/03/19 02:45