相談者:ゆりゆりさん(42歳/女性)
先月24日に生理があり、今月は18日の予定でしたが、その日から出血ではなくピンクのおりものが出たりでなかったりが続き、今日22日からやっと少しずつ鮮血が出てきました。変動はあるものの、周期が24日や長くて28日だしピンクのおりものが続いたのも初めてなので心配になりました。生理前にピンクのおりものがあったり変動が5日ぐらいの生理周期というのは普通の事なのでしょうか?
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婦人科
相談者:ゆりゆりさん(42歳/女性)
先月24日に生理があり、今月は18日の予定でしたが、その日から出血ではなくピンクのおりものが出たりでなかったりが続き、今日22日からやっと少しずつ鮮血が出てきました。変動はあるものの、周期が24日や長くて28日だしピンクのおりものが続いたのも初めてなので心配になりました。生理前にピンクのおりものがあったり変動が5日ぐらいの生理周期というのは普通の事なのでしょうか?
心的ないしは肉体的疲労、あるいは加齢などが原因となって、卵巣から出ている2種類のホルモンの減少が通常より早めに起こるようになると、子宮の内膜も早めに少しずつ剥がれ落ちるようになります。ホルモンの減少の程度がゆるやかであれば少量ずつの出血となり、一気に減少すれば早めに生理が来たような形で出血を起こすことになります。 これが、生理前から少量ずつ出血する原因です。 このような原因によって出血を起こすのは生理前に限ったことではなく、どの時期でもホルモンの急激な減少が起これば不正出血を起こす可能性はあります。特に、排卵期には自然に一時的なホルモンの減少が起こるために、他の時期よりも出血が起こりやすいといえるでしょう。 なお子宮筋腫や子宮内膜増殖症など、生理に異常をきたしうる疾患を持っている場合には、不正出血を起こした時に出血量が多くなったり(場合により血の固まりが出ることもあります)生理が始まる1週間前くらいからダラダラと出血が続くことも良く見られます。 生理周期においては月経はストレスのバロメーターといわれるほどで、精神的なストレスがホルモン分泌に影響を与え、不順を起こすことが多いものです。現代社会では、月経不順の根本的な原因はストレスといってもいいほどです。強いストレスを一時的に感じただけで、周期が変わってしまうこともあるんです。 ホルモンバランスを乱れたままにしておくと、将来妊娠しにくくなったり、肩こり、頭痛、肌あれ、のぼせといった更年期のような症状が早く出たり、閉経が早まって骨粗しょう症や生活習慣病のリスクが高まる危険性もあるので、なるべく早くストレスを解消し、安定した月経周期にもどしたいもの。長引くときは、婦人科や心療内科を受診してみましょう。
2012/04/22 20:40