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婦人科

相談者

クロミッド

相談者:えーちゃんさん(23歳/女性)

クロミッドについてです。 生理の5日目からクロミッドを飲むように言われました。しかし朝昼晩のいつとは言われませんでした。 前にプラノバールを処方された時、体質的に合わなかったのか吐き気とめまいがひどく、吐き気止めと安定剤は必ず必要でした。この時は副作用を避けるため、夜寝る前に飲んでいました。 プラノバールとクロミッドの副作用は同じものですか? クロミッドも副作用が恐いので夜寝る前に飲んだ方がいいでしょうか? よろしくお願いします!

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2012/06/12 22:32

排卵誘発剤とは、卵巣を刺激するホルモンの、またはそのホルモンの分泌を促すホルモンの補助をするメカニズムを持つ薬です。 「排卵誘発剤」と一言で言っても、「エストロゲン(卵胞ホルモン)剤」、「プロゲストロン(黄体ホルモン)剤」など多様な種類がありますが、それらの中で最も一般的なお薬が「クロミッド」です。 クロミッドは、排卵に重要な「性腺刺激ホルモン放出ホルモン」を分泌する間脳視床下部に刺激を与えることで、卵巣内にある卵胞の成熟を促進させ、「排卵率」を60~80パーセント・妊娠率を最大30パーセントまで引き上げる効果を持ちます。 また、他のお薬に比べて極端に激しい副作用は起こらず費用の負担も少ないことから、昨今では主な不妊治療薬の1つとして多くの女性の不妊治療に使用されています。 、「クロミッド」の実際の服用方法について説明していきたいと思います。通常クロミッドを服用する期間は、生理の5日目からの5日間とされています。 服用回数は1日につき1回(24時間毎)ですが、「いつ」飲むかの指示は医師によって少し異なります。もし服用のタイミングに具体的指示が無かった場合は、胃に負担を掛けないよう、なるべく食後に服用することをオススメします。 また、飲み忘れた場合の指示が無ければ、生理の5日目からの5日間が経てばそこで服用を止めてください 。「クロミッド」の服用にあたり、副作用を心配する女性の方も多いと思います。 病気(卵巣腫大など)になるほど極端に激しい副作用は滅多に起こりませんが、残念ながら、頭痛・吐き気・めまい・頻尿・腹痛・体温低下などの副作用が発生する可能性は大いにあります。 しかし、こうした症状には個人差があるので、症状が辛い場合は産婦人科医に相談し、薬の量を調整してもらってください。

2012/06/12 22:37