CARADA 健康相談

医師や専門家に相談できる医療・ヘルスケアのQ&Aサイト

みんなのQ&A

その他

相談者

進行性核上性麻痺

相談者:スィートバジルさん(43歳/女性)

72歳の義父ですが、1年ほど前から、よく転倒したり、時々四つん這いにならないと、トイレまで行けない日があったりしますが、日によって動きの差がある為、脳神経外科に行った所、神経内科を勧められました。MRI の結果、進行性核上性麻痺のの可能性があると言われましたが、まだ検査を重ねないと断定出来ないとの事でした。 進行性核上性麻痺を決定付ける為には、他にまだ検査がいくつも必要なのでしょうか。また、どんな経過を辿るのか、どんな治療があるのか教えて下さい。

相談者に共感!

0

2013/02/23 16:24

スィートバジルさんへ、検査としては、すでに検査されているMRIが重要です。血液検査で糖尿病や腎臓病、肝臓病に有無をチェックします。頭部MRIにおいて脳幹、特に中脳被蓋部の萎縮や前頭葉の萎縮を認め、脳血流シンチで前頭葉の血流低下が認められます。進行性核上性麻痺では四肢より頚部・体幹に強く、体軸性固縮がみられます。動作緩慢・無動についても無動な状態から突然立ち上がったりすることがあり、注意が必要です。構音障害(発音が正しくできない症状)は比較的初期からみられることが多く、嚥下障害は初期には少なく3~5年頃に出現してくることが多いと報告されています。 認知障害はアルツハイマー病などの記銘力障害(物忘れ)と異なり、前頭葉性の認知障害で、反応に時間がかかったり、無気力、無関心などの症状が出現します。根本的な治療法は無く、抗パーキンソン病薬や抗うつ薬が効く場合がありますが、効果は一時的であることがほとんどです。 バランスの訓練や関節の拘縮予防のためリハビリテーションを併用することも大切です。

2013/02/23 16:34