相談者:かおりんさん(43歳/女性)
血尿があって病院を受診したら、左に腎臓結石があるといわれました。 特に治療についての話はなく、痛くなったらまたくるようにとだけでした。 このまま何もせず経過観察でいいのでしょうか。また、腎臓結石が見つかってから石が動き出して尿管に降りるまで、何年もかかるということもあるのでしょうか? また、日常生活で注意することはなんでしょうか?
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泌尿器科
相談者:かおりんさん(43歳/女性)
血尿があって病院を受診したら、左に腎臓結石があるといわれました。 特に治療についての話はなく、痛くなったらまたくるようにとだけでした。 このまま何もせず経過観察でいいのでしょうか。また、腎臓結石が見つかってから石が動き出して尿管に降りるまで、何年もかかるということもあるのでしょうか? また、日常生活で注意することはなんでしょうか?
かおりんさんへ、保存的治療(自然排石)が可能かどうかが治療のポイントとなります。一般に大きさが5mm位までの結石なら自然排石を待ちます。水分を多量にとり尿量を増やすとともに、ジャンプや縄跳びのような運動をしましょう。泌尿器科では排石促進剤や鎮痛剤を出します。 結石が5mm以上の大きさで症状があるか、水腎症を伴っている場合には、ESWL(体外衝撃波砕石術)を行います。予防は、水分をたくさんとることが重要です。動物性タンパク質の取りすぎが尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができてしまいます。尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーや牛肉を摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。
2013/12/29 16:06