前壁胎盤について

りっチョコさん、ご相談を拝見しました。 前置胎盤で一番コワイのが、子宮口が開き始めると胎盤がはがれて大出血を起こすことです。そのため前置胎盤と診断されたら、子宮口が開かないよう安静に過ごすのが基本です。前置胎盤と診断されても、子宮が大きくなるにつれて、胎盤が上がってくることもありますが、一般的に前置胎盤のままだった場合は帝王切開でのお産が原則です。また帝王切開でのお産でも、胎盤が下にあるとかなりの出血の心配があります。そのため早産にならない程度の週数の早めの時期に管理入院し、あらかじめ自分の血液を1000～1200ccぐらい採取し、それを必要であれば手術中に輸血するという方法をとります。胎盤の位置が低いと、へその緒が赤ちゃんの首にまきつく、前置胎盤の場合、逆子が多いといわれていますが、私の経験した限りでは、そういうこともあまりないようです。 くれぐれもお大事になさってください。

大変失礼しました。 前置胎盤に比べて、前壁胎盤(子宮の背中側ではなくお腹側に胎盤がついている状態)なので、帝王切開は難しい手術になる場合もあります。妊娠中は問題ないと思いますが、特に出産時の出血が問題となります。自己血も含めて準備すると思います。出血量によっては通常の輸血の可能性もあります。妊娠がもう少し進んだら詳しい説明があると思います。 お大事になさってください。

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