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内科

相談者

γ-GTPの数値について

相談者:オムライスさん(33歳/女性)

先日、右脇腹の痛みについて伺いました。
病院を受診し、血液検査とエコー検査をしていただきました。
血液検査はALT(GPT)が45、γ-GTPが130で、数値が高いのは脂肪肝の影響であろうとのことで、エコーは肝臓に脂肪がついている、それ以外は異常なしとのことでした。先生は痛みは内臓というよりは筋肉などの痛みであろう、痛み止めを処方するとおっしゃっていました。
帰宅し、γ-GTPのことを調べてみると130という数値が高いのかと心配になってきました。
飲酒は1ヶ月に1~2回、カクテルを2~3杯です。γ-GTPの数値が高いのは4日くらい前にうすいカクテルを3杯飲んだことや、脂肪肝の影響と考えられますでしょうか?
右脇腹の痛みも気になるのですが、γ-GTPの数値が高いのも心配になってきました。
なお、頭痛持ちで10年くらい前から多いときで1週間に2~3日、ロキソニン、テルネリンを服用しています。(服用が1日に3回を超えることはありません。)
どうぞよろしくお願いいたします。

相談者に共感!

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2015/01/13 15:10

オムライスさんへ、ゆうです。よろしくお願いいたします。ご心配のことと思います。 γ-GTPは肝臓、小腸、膵臓、腎臓などに多く存在するタンパク質の分解酵素で、主に肝臓の解毒で作用します。健康診断でγ-GTPを計るときは、GPTなどの肝機能の検査項目と一緒に血液検査で測定できます。γ-GTPはGOTやGPTと同じように肝臓に疾患がある場合に値が上昇しますが、主にアルコールによる肝機能障害に敏感に反応します。そのため、一時的に飲みすぎたあとでも高い数値が計測できますし、継続的なアルコールが原因である肝機能の低下でも反応します。また、薬を長期間服用している場合も、γ-GTPの値が高くなることがあります。今回の採血だけで肝機能も評価できませんので、3ヶ月後ぐらいにもう一度採血されて確認されてください。
何かありましたら、お気軽にご質問くださいね。

2015/01/13 15:20