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心療内科

相談者

薬の胎児への影響について

相談者:スイートアリッサムさん(38歳/女性)

ジプレキサとアーテンは、胎児に影響がない薬ですか?

相談者に共感!

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2016/05/27 16:38

スイートアリッサムさん、こんにちは。
ジプレキサ、アーテン、いずれも胎児に影響が出る可能性はあります。通常、妊娠中の薬剤の影響を判断する指標として、米国FDA基準というものが用いられます。A→B→C→D→Xといくに従い、影響が強いと考えられております。
・カテゴリーA…胎児への危険性は証明されておらず、その証拠もない
・カテゴリーB…動物実験では有害な作用はない、あるいは、動物実験で有害作用は澪められるが人間ではその証拠は確かめられていない
・カテゴリーC…動物実験で胎児に奇形、毒性等の有害作用が認められており、人ではその実験が行われていない
・カテゴリーD…人の胎児に明らかに危険である証拠がある
・カテゴリーX…妊婦への使用は禁忌
といった風に分けられております。精神科系の薬剤は多くがカテゴリーC、カテゴリーD、カテゴリーの分類がされていない(この場合はXに該当すると考える)、薬剤となります。ジプレキサ、アーテンはいずれもカテゴリーCに分類され、精神科系薬剤の中では影響が少ない方の分類に入ります。この場合は胎児への影響を考えるけれども、薬を使用することによるメリットが十分上回る場合は使用を検討します。スイートアリッサムさんの場合には、精神症状の緩和が必要、と考えられ、ジプレキサ、アーテンが用いられているのかと思われます。
胎児への影響がない薬というのは正直難しいです。たとえば、アルコール、喫煙、年齢、色々な要素で胎児に影響が出てしまうことも事実です。心配なことは、現在の精神科の主治医、産婦人科の先生にしっかり相談していって下さいね。

2016/05/27 18:36

相談者

スイートアリッサムさん

現在、妊娠18週で、17週から、ジプレキサを7.5ミリとアーテン2ミリにしました。それまでは、ジプレキサ5ミリだけでした。胎児器官形成期を過ぎてから、増やしましたので、奇形の心配は、少ないですか?また、現在からこれからの時期には、赤ちゃんの発育や機能に悪影響を及ぼす「胎児毒性」とは、具体的にどのような影響があるのですか?やはり、薬の量が少しでも少ない方が、影響がすくないのですか?

2016/05/27 18:51

もちろん、器官形成期を外した方が奇形の可能性は下げることになろうかと思います。
毒性とは主に肝臓や腎臓の障害のことかと思います。人間は体にとって有害なものを腎臓を通して体の外に排出したり、肝臓で無毒化するような構造になっております。胎児にとっても同じような形で影響が出る可能性があります。とくに肝臓などに負担がかかると黄疸という形で影響が出ることがあり、ひどい場合には後遺症の出る恐れもあります。ただ、私自身は心療内科医のため、詳しく知りたい場合はやはり、産婦人科の先生にはご確認下さいね。
スイートアリッサムさんのおっしゃる通り、薬剤は少ないに越したことはありません。もしも、幻聴、被害妄想を我慢できそうであれば、少しでもお薬を減らしたいところです。妊娠中は精神症状を取り切ることよりは、多少精神症状があっても、うまく症状と付き合って取り組めることも大切だったりします。症状が気になれば大丈夫といいきかせたり、何かやり始めて気を紛らせたりなどでしょうか。

相談者

相談者からのお礼

考えてみます。ありがとうございました。

2016/05/27 19:32

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