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婦人科

相談者

ヤーズ継続について。

相談者:あいこさん(33歳/女性)

慢性骨盤痛と月経困難症で5月12日からヤーズ配合錠を飲み始めました。
飲み始めた翌日、5月13日から頭痛が強く、痛み止めも効かず、ずっと頭をバットで殴られているような頭痛がありました。5月19日に婦人科受診して、どうするかを話し合いました。いくつかの候補がありました。
1、漢方薬を追加してみる。
2、ヤーズを1シート続けてみて、副作用の出方を見てみる。副作用強いなら、ルナベルに変更する。
3、ヤーズを中止して、ルナベルに変更する。
4、ヤーズを中止する。
そのときは2を選択しました。
そのときはそうしました。その後も頭痛は続いています。ただ、ここ数日、なんとか痛み止めが効くようになってきて、バットで殴られているような頭痛はなくなりました。これだったら、ヤーズの継続って出来そうなのでしょうか?それとも、副作用が強いと判断して、ルナベルに変更した方がいいのでしょうか?
慢性骨盤痛の症状は下腹部痛だったのですが、それは少し楽になったような気がしています。これはヤーズの効果なのでしょうか?

相談者に共感!

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2016/06/01 14:04

こんにちは。

バットで殴られたような頭痛はいくらメリットがあっても内服を続けるには難しい副作用だと思われます。ただ、内服を続けて頭痛が軽くなってきており、骨盤痛も楽になってきているようであれば、体がヤーズに慣れてきて、ヤーズの薬効も出てきているのだと思います。徐々に頭痛が軽くなってくるのであれば内服を継続してもよいと思われます。また、ルナベルへの変更を言われていますが、ヤーズとルナベルは女性ホルモンについては同じ成分であり、違いは黄体ホルモンです。黄体ホルモンの副作用で頭痛が出ているのであれば、ルナベルへの変更で症状は改善する可能性があります。ルナベルはULDであれば、女性ホルモンの含有量はヤーズと同じですので、もし頭痛が女性ホルモンによる副作用であれば、変更しても症状は変わらないと思われます(ルナベルLDであれば、女性ホルモン含有量はむしろ増加します)。どちらのホルモンによる頭痛か分からない以上、頭痛が続くようならば一度変更されてもよろしいでしょう。

2016/06/01 14:25

相談者

あいこさん

以前、黄体ホルモン剤である、ディナゲストを内服したことがあります。そのときは頭痛はありませんでしたが、吐き気がかなり強く、2週間で中止しました。ただ、ルナベルを内服となるとLD錠になるため、副作用が出てくるのではないかとは思ってしまいます。消退出血前なのでそのあたりの効果は分からない状態になるのですが。
骨盤痛が劇的に良くなってる訳でないことが悩ませるところです。痛みはあるけど、弱くなったかな?と思えるくらいです。でも、副作用も良くなってるから、続けなられるのかなぁ…と思ったりしています。どうなんでしょうか??

2016/06/01 14:48

ルナベルだとLDになるのですね。ヤーズに限らず言えることですが、ピル内服の効果を見るには副作用の判断も含めて2~3か月は続けた方が良いと考えます。副作用はそれぐらいの時期で徐々に減ってくる場合もありますし、鎮痛作用についても同様です。体のホルモンバランスを変えることになるので、よほどの内服できない理由がなければ、1シートで判断するのは時期尚早であり、薬の正しい効果を判断できないと思いますので、可能であればもう少し続けられるのがよろしいでしょう。ただし、副作用がやはり気になるのであれば、ここではなく、主治医の先生としっかり相談されて下さい。

2016/06/01 15:10