断乳・卒乳について

ご相談ありがとうございます。
１歳を境に断乳される方が多いですよね。断乳・卒乳するとママの負担は軽減されますし、夜にまとまって寝てくれたりなどの話をよく聞きます。
我が家の場合は言葉が言って理解できる１歳半ごろに卒乳した経験があります。
きっと授乳が寝入り時や夜泣きのときなど、不安定なときの安定剤のような役割になっているのかな？と察します。
もし次の子の妊娠や、薬の関係ですぐに断乳しなければならない環境でなかったら、お子さんが言葉を理解できる頃までのんびり進められるとよいかと思います。私も息子が１歳のころ急に３日後に断乳しようと決めましたが、精神安定剤だった母乳が突然なくなってしまったので逆に夜泣きやぐずりがひどくなってしまい、断乳を断念したことがあります。
言葉を理解できるようになると、「そろそろお兄ちゃんになってきたからおっぱいバイバイしようね」と数日前からカウントダウンをして気持ちの整理がついてくると結構すんなりやめられるのではないかと思います。

ご質問にありました、昼間の授乳で牛乳ではどうかということですが、もしあげる場合は哺乳瓶ではなくコップであげましょう。
哺乳瓶を使うと再びそれが母乳の代わりとなってしまうだけで断乳できないので、夜中にお茶や水をあげるときもしっかりと起こしてコップで飲ませるようにしましょう。
夜泣きの場合は夢と現実の境にいる状態と言われることが多いので、部屋の電気を明るくしてそこで目を一度覚ましてあげると落ち着いてまた寝入るのもスムーズにいくことが多いので試してみてくださいね。

どちらにせよ、断乳や卒乳はママも子もとても悲しいことだと思います。
産まれてからずっとつながっていた母乳という結びつきを卒業するということで初めてのお子さんの自立ですよね。
私もカウントダウンを始めたもののもう終わってしまうのかと寂しい気持ちになってことがありますが、とてもいい経験だと思いますので無理はせず、お子さんのペースで徐々にやめられるとよいのではと思います。

長くなってしまいましたがご参考になれば幸いです。

あすか さん、こんにちは。
内藤まりこ先生に引き続き、回答させていただきます。

牛乳をあたえる場合に温めるかどうか、ですが医学的な根拠はございません。
ただ、冷たいものを与えるよりは少し温めてからの方がお腹にも優しいように思います（これは経験、私見に基づく印象です）。
ですので、与える前に少しだけ温めてからあげることを個人的にはお勧めします。

卒乳・断乳はお母さまの決心も必要です。
少しの期間で必ず上手くいきます。
頑張ってくださいね。