相談者:わかめさん(23歳/女性)
最近暑くなってきたので、よく水を飲むようにしています。しかし、水分を摂っても肌の乾燥が収まらないような気がしています。最近は、乾燥から皮脂が多く出るようになり、髪が肌に触れると痒いです。体が乾いているからといって、水だけ飲んでもだめなのでしょうか?
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食事
相談者:わかめさん(23歳/女性)
最近暑くなってきたので、よく水を飲むようにしています。しかし、水分を摂っても肌の乾燥が収まらないような気がしています。最近は、乾燥から皮脂が多く出るようになり、髪が肌に触れると痒いです。体が乾いているからといって、水だけ飲んでもだめなのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
確かに意外と夏場の肌の乾燥も気になりますよね。
汗をかくから肌が潤っているわけではなく、逆に水分が失われて乾燥状態にあります。
水分を飲むということは熱中症や夏バテ対策にはとてもいい心がけです。
しかし、水分だけですと再び汗として体外に排出されてしまうので肌の乾燥は防ぐことができません。
日ごろの食事から心がけていきましょう!
肌の潤い保持におすすめな栄養素はビタミンA、B、C、E、α-リノレン酸などが挙げられます。
【ビタミンA】 皮膚や粘膜のうるおいを維持する ・新陳代謝を活発にし、 レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、乳製品、卵、緑黄色野菜、ノリ、ワカメなどに多く含まれています。
【ビタミンB】 新陳代謝を活発にしたり、肌が乾燥することで起きる炎症を抑える働きがあります。 豚肉、レバー、卵、大豆、納豆などに多いです。
【ビタミンC】 乾燥肌を防ぐために必要なお肌のコラーゲンの生成を促し抗酸化作用 (皮膚の老化や炎症を進める血液中の増えすぎた活性酸素を除去する働き)があります。パプリカ、レモンなどをはじめとする野菜、果物に多く含まれます。
【ビタミンE】 血行を促進し、お肌の新陳代謝を活発にしたり・抗酸化作用 ・シワやたるみなどの老化を引き起こす過酸化脂質を分解したりします。ゴマ、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボガドなどに多いです。
【α-リノレン酸】α-リノレン酸は細胞膜を作る原料になります。アマニ油・エゴマ油・魚油 などに多く含まれています。
バランスよくいろいろなものを食事に取り入れることがポイントになりますね。
ご参考になれば幸いです。
2016/06/29 11:59