相談者:たっくんさん(29歳/男性)
もうすぐ4歳になる男の子がいます。何か少し難しそうな事があると「できなーい」と悲しそうな声を出して、やってみようともしません。アスレチックだったりボールを狙ったところに投げたり、すぐに出来なさそうなことは全然挑戦しようとしません。できるだけ出来たことは褒めてあげて自信を持てるように気をつけているのですが、根気強くやっていてもなかなか上手くいきません。自信をつけささるためにはどう接していけば良いのか知りたいです。
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心の相談
相談者:たっくんさん(29歳/男性)
もうすぐ4歳になる男の子がいます。何か少し難しそうな事があると「できなーい」と悲しそうな声を出して、やってみようともしません。アスレチックだったりボールを狙ったところに投げたり、すぐに出来なさそうなことは全然挑戦しようとしません。できるだけ出来たことは褒めてあげて自信を持てるように気をつけているのですが、根気強くやっていてもなかなか上手くいきません。自信をつけささるためにはどう接していけば良いのか知りたいです。
たっくんさん、初めまして。
カウンセラーのTAKAと申します。
よろしくお願いします。
ご相談内容、拝読いたしました。
4歳の息子さん、いろいろな物事をどんどん吸収する時期ですし、子育てに積極的に関わってくれるたっくんさんのようなお父さんがいてくれて幸せですね。
自信をつけさせるために。
人間の人格形成において、その子の持って生まれた性格や環境以上に、関わる大人たちの関わり方が大きな影響を与えますものね。
私は、たっくんさんの「褒めてあげる」はすごく良いと思います。大事なことだと思います。
さらに、大人になってもそうですが、成功体験をすることで「自信」を持てるようになりますよね。
例えば、いきなり高いハードルは「無理!飛べない!」と思ってしまいがちですが、そうなってしまった場合は、最初に「低い」ハードルを用意してあげて、それを「飛べた!できた!」という体験、気持ちを味合わせてあげるのはどうでしょうか?
ボール投げであれば、最初は的を大きくしてあげて、のびのびと投げて成功体験をさせてあげたら、自信を持って、本人も少しずつ欲が出てくるかも知れませんね。
子育て。私も高校生、中学生の娘がいますが、いまだに試行錯誤の日々です。ですが、こうやって関われる期間もいつまでもあるわけではありません。失敗もたくさんありますが、その関わりを自分も楽しみながら過ごしたいな、と思っています。
参考にして頂けたら幸いです。
また何かありましたらご相談ください。
読んでくださり、ありがとうございました。
TAKA
2016/07/11 22:56
たっくんさん、はじめまして。
心理カウンセラーのみかと申します。
4歳くらいのお子さんは、活発に動き回って親も大変ですね。
特に男の子だと、走り回ったり、興味のあるものにはどんどん手を出したり、好奇心の塊だと思います。
そんな男の子のお父さんであるたっくんさんは、息子さんがいろんなことに挑戦しない様子を見て、自信がないのでは?とご心配されているのですね。
少し難しそうなことがあると、やってみようともしない。ということですが、もしかしたら、それをやってみることが息子さんにとっては、あまり魅力的な事ではないからかもしれません。
アスレチックもボール投げも挑戦したらうれしくなるのは、息子さんではなくてたっくんさんではありませんか?
誰にでも得意、不得意はありますし、好き、嫌いもありますね。
小さなお子さんであればなおさらです。
親としてみれば、こんなことくらいできる様になってほしい、と思わずにはいられないものですが、後から考えると、何でもできる人間なんていないと気付くものです。
それは、ある特定のことができるといういことだけではなく、さまざまな事に対する根気だったり、挑戦ということも同じですね。
大人になっても根気強い人ばかりではありませんし、いろいろなことに挑戦できない人もたくさんいます。
そして、子どもに対してだけではなく、人間とは自分の価値観を無意識のうちに人に押し付けてしまう生き物です。
それが、親から子への気持ちになったとき、「期待」という大きな要素が加わって、もっとこうなってほしい、と願う気持ちに変化してしまうのですね。
でも、よく息子さんを見てあげてください。
どんなことでも息子さんなりに一生懸命やっているのです。
褒めることは大切です。
でも、その前に、今の息子さんのそのままの状態を認めてあげてくださいね。
息子さんに、あなたはあなたのままでいいんだよ。と言葉と態度で示してあげてください。
そうすると、息子さんは安心して豊かな心に成長しますし、自分でも自分を認めることができる人間に育ちます。
これを、「自己肯定感」といいます。
今すぐに自信がつかなくても、この自己肯定感をもった人は成長するにつれ様々なことに挑戦することを恐れない人間になります。
失敗しても自分で自分を認めるということができる様になっているからです。
ですから、今大事なことは、無条件の愛情を注ぐこと。
無条件というのは、見返りを求めない、ということです。
どんなことがあっても、お父さんはちゃんとあなたを見ているよ。
生まれてきてくれてよかった、愛しているよ、という気持ちが子どもに通じれば、それは自然とその子の自信になっていくのです。
今、4歳ということは、これからはいろいろなことを不思議に思い、疑問や好奇心がわいてくる成長期かと思います。
子どもに付き合うのは大変ですが、できるだけ息子さんの言葉に耳を傾け、話しを最後まで聞いてあげるようにしてください。
息子さんが満足感を得られることも大事です。
自分のことに置き換えてみるとよくわかりますね。大人でも自分のことを認めてくれる人には心を開くはずですから。
そして、人の才能は、それぞれ違いますね。
息子さんがどんなことに興味があるのか、持っている才能を伸ばしてあげられると親も子どもも幸せな人生になると思います。
いろいろな気持ちはあると思いますが、たっくんさんも息子さんとの時間を楽しんでくださいね。
親が楽しんでいると、子どもはもっと楽しいんですよ。
そして、このままでいいんだ、と思うとたっくんさんの心も軽く楽になります。
親の心が重いとしんどいですからね。
ご自分の心も軽くしてから息子さんと遊んでくださいね。
息子さんの人生は始まったばかりです。
親はケガをしないように見守るしかできないのかもしれません。
元気でいてくれることが一番幸せですから、これからも見守ってあげてくださいね。
また何かありましたらご相談ください。
2016/07/12 10:04
こんにちは。初めましてかみやと申します。
TAKA先生やみか先生が仰る様に、息子さんを褒めてあげる事はとても嬉しく思います。
お父さんに褒められると言う事は子供にとって計り知れない安心感と自信へ繋がり、大きな成長への栄養となりますので、小さな事でも褒めてあげてくださいね。例えば、上手にパンツがはけたとか、上手に挨拶が出来たねとか何でもいいんです。大人からすれば「こんな事」と思うかもしれんませんが、とにかく褒めてあげましょう。褒めて貰えた子は安心感を持ち何事にもチェレンンジできる精神力が備わります。
さてご質問の回答ですが、出来なさそう、と感じるのはどんな事でしょうか?
アスレチックやボール投げに対して、危険を感じているのかな?と思いました。
お父さんに、危ないよ!気を付けなさい!等いろいろな場面で教えられていある事柄や要素は少しでも入っていませんか?
4歳と言う年齢では大人の言葉と表情を関係付け、子供さんご自身で判断する時期に入ります。
お父さんが危ないからやめなさいと言ってくれた事や、ケガをしない様に、してくれた事などを自分で学習し危険回避の意識が芽生えて来ます。
もし、たっくんさんがお子様の事を思い、声かけした事柄に似たような物がアスレチックにあった場合、お子様が危険と判断し、たっくんさんの言いつけを守った事になりますよね?
とっても素直ないい子だと思いますよ?
これは私が思う事ですが、難し事に立ち向かわないと思っている様に読み取ってしまいましたが間違っていたらごめんなさい。
お子様は「できない」のではなく、教えてもらった事を忠実に学習しているのだと思います。
あの時、危ないって言われた、気を付けなさいって言われた、ケガするからやめなさいって言われたなどなど。。。
似たような事が含まれているならば、やめておこうと思うかもしれません。
もし、どうしても「できなーい」とやめてしまう事をやって欲しいと思うならば、お父さんがお手本を見せて上げてください。
その時は、着いて来てもらえなくてもお父さんをみながら感じるはずです。
「大丈夫なんだ!」と。
お父さんの存在は子供にとって保障の様な物です。
そして
生まれてから今日まで色々な成長をしている中で、4歳にして危険察知ができる!
素晴らしい事だと思います。
難関に挑むのも大事な事かもしれませんが、足踏みしてしまうには何か理由があるのだと思います。
焦らず、ゆっくりお話ししてみてください。
大人目線では、考えられないようなビックリしてしまう様な事を思っているのかもしれませんね。
4歳!人生これからです。わかりにくいかもしれませんが、いろんな変化を体験しながら日々成長をしています。
ゆっくり焦らずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
かみや
2016/07/12 13:47
たっくんさん
初めまして。AKICOと申します。
4歳の男のお子さん。
元気いっぱいな時期ですね!
元気な子どもをみていると、いつも私も元気をもらいます。
4歳というお年頃。
いろいろな事・ものに興味や好奇心がいっぱいの頃です。
そして、好き・嫌いで判断することも多いでしょう。
さらに、親の様子を見て、真似る時期でもあります。
今回、お悩みを拝見しますと
ちょっと難しい事に対して「できない」と悲しく言うので「自信がないので自信をつけさせたい」
ということかと思いますが
初めてのことや、ちょっと難しいことにチャレンジするとき
最初から自信がある人は大人でも少ないでしょう。
自信がないから出来ないのではなく、
それに対して興味が無い、好きではない、楽しいと思えない、あるいはチャレンジして出来なかったどうしよう…
などと、感じているのではないでしょうか?
普段どのように接しているかメールからだけではわかりませんが
今、少し難しいと思っているアスレチックやボールを狙う事に対して
親が楽しく遊んでいるところを見せるのも一つの方法かと思います。
お父さんが楽しくアスレチックで遊んでいたら、一緒に遊びたくなるかもしれません。
ボールも同じく、楽しく親がやっているところを見せていたら
あっ、自分もやりたい!
と、気持ちが変化するかもしれません。
あるいは、今はそのタイミングではないのかもしれません。
無理にさせようとすると、イメージが悪くなってしまうこともあります。
他の好きな事をもっとたくさんしたほうが心が育まれると思います。
そのうち、アスレチックにも興味が湧いてくるかもしれません。
そのときに精一杯、一緒にアスレチックで遊ぶことがいいかもしれませんね。
4歳は、いろんな事を体験する大切な時期。
出来ないことも気になるかもしれませんが、
出来ることを大切に今まで通り褒めて、愛してあげてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になれたら幸いです。
AKICO
2016/07/12 22:50