基礎体温

さりさりさん、こんにちは。卵胞が充分に成熟すると脳下垂体からLHというホルモンが急激に分泌され、排卵が起こる引き金になります。これをLHサージといいます。LHサージが起こると尿中のLHも増加しますけれど、これを調べるのが排卵検査薬です。LHサージが起こってから36時間後くらいに排卵が起こり、排卵後1~2日くらいで黄体からホルモンが分泌されることで基礎体温が上昇するようになります。11日の夜にハッキリした陽性を示したということであれば、排卵は13日くらいになっていた可能性があります。本日が16日ですので、これから体温が上昇する可能性はあると思います。しばらく様子を見ていただいても体温がはっきりとした高温期を示さないようであれば、黄体機能不全の可能性があると思います。そのようなことであれば、婦人科で超音波検査やホルモン検査を受けることで黄体機能の評価をすることができると思います。以上、ご参考になれば幸いです。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。尚、他のお悩みも受け付けております。また、何かあればご質問いただきたいと思います。

さりさりさん、こんにちは。11日に妊娠検査薬が陽性となってタイミングを取られていますね。排卵が起こっていれば、その数日後から体温が上昇するはずです。しかし、18日の本日になっても体温が上がらないということであれば、この周期での妊娠の可能性は高いとはいえないかも知れません。可能であれば、排卵が起こったかどうかについて医師の評価を受けられてはいかがでしょうか。どうか、早く赤ちゃんを授かっていただきたいと願っております。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。

３５℃台から３６．７８℃へ動いたということは、高温相に移行した、あるいはその最中にある可能性は高いですね。出血については排卵期周囲のホルモン変動による、いわゆる排卵出血かもしれません。ちなみに、排卵検査薬は頼りになる道具ですが、なにぶん尿中のホルモン変化をみるものですから（血中なら信頼度バッチリですが）、変化がでなかったり擬陽性だったりする人が１０～２０％もいます。基礎体温もそうですが、経時的なおりものの変化なども参考に、総合的に判断なさってください。