相談者:せいこさん(33歳/女性)
私の60代の親戚なのですが、乳癌になってからリンパなど、にも転移し胸水も溜まっていて長く抗がん剤治療をしている方がいます。
その方が手のひらやあしの裏などが黄色くなってしまって心配しています。
肝臓の機能は全て正常なので主治医に相談しても特に原因など言われないそうです。
かぼちゃやミカンなど食べ過ぎてもいないそうです。
肝臓の機能は正常でも皮膚が黄色くなってしまう事はあるのですか?
また考えられる原因が他にもあるなら教えて頂きたいです。
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皮膚科
相談者:せいこさん(33歳/女性)
私の60代の親戚なのですが、乳癌になってからリンパなど、にも転移し胸水も溜まっていて長く抗がん剤治療をしている方がいます。
その方が手のひらやあしの裏などが黄色くなってしまって心配しています。
肝臓の機能は全て正常なので主治医に相談しても特に原因など言われないそうです。
かぼちゃやミカンなど食べ過ぎてもいないそうです。
肝臓の機能は正常でも皮膚が黄色くなってしまう事はあるのですか?
また考えられる原因が他にもあるなら教えて頂きたいです。
質問、有難うございます。
赤血球が壊されると、ビリルビンという物質が放出されます。
このビリルビンは、本来ならば肝臓で代謝されて、便(一部は尿)の形で体外に排出されます。
抗癌剤は、癌細胞は勿論、正常の血球(赤血球・白血球など)も壊します。
抗癌剤投与に伴い、赤血球が多く壊され、ビリルビンが多く放出されます。
このビリルビンが、肝臓で十分に代謝されないと、血中に残り(高ビリルビン血症)、一部は皮膚に沈着します。
それが黄疸(黄色い皮膚)です。
以上については、肝臓の機能に異常が無くても起こります。(但し、血中ビリルビン値は上昇していると考えます。)
回答は以上です。
他に疑問が有りましたら、気軽に相談して下さい。
2016/07/20 20:54