首のしこり・腺腫様甲状腺腫について

質問、有難うございます。
腺腫様甲状腺腫とは、甲状腺に1～数個のしこり（結節）ができる病気です。首のしこりや腫れを自覚したり、他人から首の腫れを指摘されたりする場合もあれば、超音波検査による健診で偶然発見される場合もあります。
甲状腺の機能（甲状腺ホルモンの分泌）が正常で、なおかつ良性と診断されれば、すぐに身体に害を及ぼすことはありません。遺伝性のものもありますが、多くは原因不明です。
超音波検査と細胞診で診断がつきます。ほどんどのものは大きさが変わらず、一部では縮小するものもあります。しかし、ときどき癌を合併したり、大きくなったりすることもありますから、定期的な受診が必要です。（癌になる確率は、低い方です。）
ただちに治療することは不要な場合が多く、ほとんどが6か月～1年に一度の通院による経過観察となります。圧迫症状が強い場合や、首の腫れが目立ち、美容的な問題がある場合、また癌の合併が疑われる場合は外科的治療をお勧めすることもあります。

回答は以上です。
他に疑問が有りましたら、気軽に相談して下さい。

こんた さん、こんばんは。
森村先生に引き続き、回答させていただきます。
腺腫様甲状腺腫、についてですがネットにも多くの情報がございます。
多くは原因不明とされています。
癌化するという報告もありますが、必ずしも癌化するわけではございません。
大切なのは主治医の言いつけ通り経過観察なさることです。
今後も大きくなるようなら美容的な側面から手術加療が必要になるかも知れません。
以上、ご参考にして頂ければと思います。