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月経周期の調整とお薬について

相談者:いくみにーちゃんさん(31歳/女性)

月経周期の調整とお薬について教えてください。
今年12月末に長期の旅行があります。かなりのハードな旅行となりそうなのですが、時期的に月経と重なりそうです。私は生理痛が酷く鎮痛剤も3日間ほど飲まないと動けないぐらい生理痛が重いので、旅行と月経が重ならないようにしたいなと思っています。
無知で申し訳ないのですが、月経周期を調整する(その時期だけ月経が来ないようにする)ピル以外のお薬はあるのでしょうか?また、お薬の副作用はありますでしょうか?

相談者に共感!

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2016/08/28 04:23

いくみにーちゃんさん、こんにちは。月経周期を調整するのにピル以外の薬はあるのかというご質問ですけれど、基本的にはピルを使うということになります。本来は薬の商品名は出さない方がよいと思いますけれど、一般名ではわかりにくいと思われますので、本回答ではやむを得ず商品名を出させていただきます。避妊用のピルよりもホルモン量を少なくして、月経困難症という病名で健康保険適用になっているヤーズやルナベルULDといった薬を処方してもらうことができます。これらの薬を使うことで、月経の際の経血がかなり減ることになり、月経時の痛みも軽くなります。ヤーズの場合は、実薬を24日服用し、4日間偽薬の服用すなわち休薬して休薬期間中に生理(消退出血)がくるというものです。ルナベルULDでは21日間薬を服用して7日間休薬するというものです。しばらくの間月経をこさせたくないのであれば、これらの薬を連続服用するということもできますけれど、途中で破綻出血が起こることがあります。副作用が起こる頻度は多くないのですけれど、避妊用のピルと同様、静脈血栓症が起こる可能性があります。尚、月経周期を調整するというよりも生理痛を軽減するということであれば、ミレーナを使うという方法があります。これは避妊リングの様な装置に黄体ホルモンが付加されていて、これを子宮内に入れることで、生理の際の痛みがかなり軽減するというものです。月経困難症という病名で、健康保険の適用になっています。一般的には経血量がかなり減りますし、場合によってはほとんど出血がなくなってしまうこともあります。1度装着すると5年間効果が持続します。ただし、子宮内に装着するものですので、出産経験がない場合には難しいかと思います。こちらは大きな副作用はないと思います。他には、子宮内膜症や子宮筋腫に行われる方法として、GnRHアゴニストという薬を使って偽閉経療法というのがあります。こちらは、一定期間中生理が止まってしまうのですけれど、エストロゲンの分泌がほとんどなくなってしまうために更年期症状が出ることがあり、副作用の面からはお勧めできませんし、子宮内膜症や子宮筋腫といった病名がないと保険適用がありません。以上をまとめますと、ある期間生理を起こさせなくなるようにするにはヤーズやルナベルULDといった薬を連続服用する方法を行うこともできますけれど、破綻出血が起こる可能性があります。ヤーズやルナベルULD、ミレーナを通常の方法で使うことで、月経周期の調整はできないけれど、生理痛が軽減できて、一般的には経血量も減るということになります。以上、ご参考になれば幸いです。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。尚、他のお悩みも受け付けております。また、何かあればご質問いただきたいと思います。

回答に納得!

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2016/08/28 06:31

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