ホルモンバランスの崩れ

ゆうさん、こんにちは。卵巣が正しく働いているときには、卵胞発育、排卵、黄体形成、黄体萎縮という変化が起こっています。ホルモンバランスの乱れというのは、このサイクルが乱れていることからくるものです。特に無排卵だったりしますと、生理がこなかったり生理不順や不正出血といった症状が起こることがあります。このようなときにホルモン剤を使って人工的に生理の周期を作る治療を行ったりします。ホルモン剤を使っている期間では、ホルモンバランスの乱れはない状態になっているのですけれど、卵巣はお休みしている状態になっていて女性ホルモンはすべて薬として外から入ってきたものなのです。したがいまして、薬をやめてしまうとまた元のようにホルモンバランスが乱れる可能性が高いと思います。今後妊娠を望まれるかどうかで治療法が違ってきます。妊娠を望むのであれば、いつまでも外からホルモンを入れてあげる治療では排卵が起こりませんので、どこかの時点で排卵を起こす治療方法に変える必要があります。一方、妊娠を望んでいないのであれば、外から女性ホルモンを入れてあげることを続けても問題はありません。以上、一般的な考え方によって回答を書きましたけれど、現在行われている治療法をお教えいただければ、より具体的なアドバイスができるかも知れません。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。尚、他のお悩みも受け付けております。また、何かあればご質問いただきたいと思います。

相談者からのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます。
ホルモン剤以外の治療はしていません。
ホルモン剤以外の治療もあることを知りませんでした。
将来子どもが欲しいのでいろいろ不安もありますが、主治医の先生の治療法を信じてもう少し様子をみてみます。
ありがとうございました。