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相談者

子宮頸がん検査について

相談者:マルマルコさん(38歳/女性)

子宮頸がんの検査結果について教えてください。
9月下旬に受けた子宮頸がん、体がんの検査結果を先程聞いてきました。
結果は、体がんは問題なかったのですが、頸がんの結果が『LSIL』、以前の分類でクラス3a(経度異形成細胞)ということでした。
初めての検査結果に動揺してしまって、思うように質問が出来なかったのですが、落ち着いてくるうちに、色々聞きたいことが出てきました。

1、毎年検査は受けており、今回受けた所とは別の病院で、今年の5月に頸がん検査を受けたばかりです。その時は陰性だったのに、僅か5か月でここまで変わるものでしょうか?
2、先生から、陽性のうち、5%の人ががんに進行する。という話を聞きました。決して少ない数だとは思いません。特効薬はない。ということですが、自然に良くなったりするのですか?
また、日常生活で気を付けること、また、良くないことはありますか?
性交渉も、普通に行って大丈夫なのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

また、10月中旬に、精密検査ということで『コルポスコピー』を受ける予定です。

相談者に共感!

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2016/10/04 11:05

マルマルコさん、こんにちは。LSILというのは、新しく導入されたベセスダ分類(医会分類)で、軽度異形成に相当する細胞が出ているということです。原因としては、HPVというウィルスによる感染が考えられます。HPVは100種類以上あることが知られており、そのうち子宮頸がんの原因となるハイリスク型は約15種類あります。LSILという結果が出た場合には、さらに詳しくコルポ診組織診を行ってみるということができます。組織検査で軽度異形成(CIN1)が確認された場合には、HPVの型を調べるタイピング検査を保険適用で受けることができますけれど、この検査は比較的コストが高いということもありますので、いきなり行うということは少なく、組織診で異常が続く場合に行われることが多いと思います。1、毎年検査は受けており、今年の5月に頸がん検査を受けた時は陰性だったということですね。HPV感染が起こっても免疫の力で自然に排除されることがほとんどですので、感染が起こったり治ったりしているということになります。5月には感染していなかったけれど、現時点で感染しているという可能性はあると考えられます。2、陽性のうち5%の人ががんに進行するけれど特効薬はないという説明だったのですね。今後自然に良くなる可能性はもちろんあるのですけれど、逆に進展する可能性もあります。がんにならないようにするには、定期検診を続けていくのが一番よろしいでしょう。そうすることで、万が一進展して異形成が進んでも、子宮頸部円錐切除を行うことで進行がんになることは防げるのです。こういった意味で、子宮頸がんは予防ができるがんであるといえます。日常生活では、普通に過ごされてよろしいでしょう。くよくよ考え込んだり、疲れをためてしまったりすると体の免疫力が低下して、病変が進展してしまう可能性があります。性交渉も、普通に行って大丈夫です。以上、ご参考になれば幸いです。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。尚、他のお悩みも受け付けております。また、何かあればご質問いただきたいと思います。

相談者

相談者からのお礼

近藤先生、早急の回答ありがとうございました。とても分かりやすかったです!

回答に納得!

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2016/10/04 11:36

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