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婦人科

相談者

卵巣ガンの手前の状態

相談者:ここみままさん(24歳/女性)

10月7日に卵巣嚢腫の手術を腹腔鏡下手術で受けました。
卵巣は残し、中の悪い部分だけ取って顕微鏡で調べたら、良性と悪性の間の状態だと診断されました。
転移の可能性があるので子宮は残せませんと言われました。
私は24歳で子供は1人います。
でも、どうしてももう1人欲しいです。
今月の15日に手術をするのですが、そのときに卵巣だけ摘出するか、子宮も取ってしまうかは希望に沿うことができると言われました。
転移する可能性が何パーセントかということも正確な数字はわからない、そんなに高くはないと思うが…ということでした。でも子宮を全摘出した方が転移の可能性は全摘出しないよりかは低くなる。でも全摘出したからと言って転移の可能性がゼロになるわけではないということでした。
これから2人目が欲しいと思っていたので諦めることができずかなり迷っています。
周りからは今生きている命を大切にした方がいいと言われますが、そう言われても諦めがつけられません。
まだ若いので仮にガンになってしまったら進行が早く、命も危なくなるかもしれませんが、2人目を産んでから子宮を取ってしまうという方法は危険でしょうか
今日病院でも先生にお話を聞きますが他の先生のご意見も伺いたく、相談しました。よろしくお願いいたします。

相談者に共感!

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2016/11/04 08:32

ここみままさん、こんにちは。良性と悪性の間の状態というのは、境界悪性とよばれるものです。日本婦人科腫瘍学会から発行されている「卵巣がん治療ガイドライン2010年版」によりますと、今後挙児希望すなわち妊娠の希望がない場合には腹式子宮全摘、両側付属器切除、大網切除、腹腔細胞診といった基本術式を行い、広範囲検索による進行期決定も行います。一方、挙児希望がある場合には、妊孕性(にんようせい)温存手術(卵巣囊腫摘出術あるいは片側付属器切除術)と広範囲検索による進行期決定を行います。今回はもう一人子どもさんがほしいということでもありますので、後者の選択は可能かと思います。再発する確率については、進行期によってちがってきます。進行期が進むほど、後になって再発する可能性が高くなります。ちなみに、日本のデータでは、1期のケースが93%で1期の5年生存率は95%以上という結果になっています。ということで、今後赤ちゃんができるようにすることも選択できるけれど、腹腔細胞診やリンパ節の検索などを行って進行期を確認するということが必要ということになると思います。主治医の先生とよくご相談されて今後の方針をお決めいただきたいと思います。以上、ご参考になれば幸いです。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談いただきまして、大変ありがとうございました。尚、他のお悩みも受け付けております。また、何かあればご質問ください。日本婦人科腫瘍学会から発行されている「卵巣がん治療ガイドライン2010年版」については、次のサイトから閲覧できますので、方針決定のご参考にされてもよろしいかと思います。 https://jsgo.or.jp/guideline/ransou.html

相談者

相談者からのお礼

ご丁寧に教えていただきありがとうございました。
近藤先生に教えていただいたことを参考に今日主治医の先生に進行期はどのくらいなのか、子宮を残したいがどうなのか、ということを伺ってきました。
進行期は1期、なので子宮を残すことはできます。と言われましたので子宮を残す手術をしていただくことになりました。
ホッとしました。ありがとうございました。

回答に納得!

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2016/11/04 10:16

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