相談者:たまさん(38歳/男性)
家族が膵臓癌と診断されました。背中と腹痛の自覚症状として出てます。腫瘍は3センチ、手術も可能だが抗ガン剤治療で小さくしてからの手術を提案されましたが、手術後の抗ガン剤治療も可能なのでしょう。進行具合としてはどの様な状況とおもわれますか?セカンド的な解答をお願いします。
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外科
相談者:たまさん(38歳/男性)
家族が膵臓癌と診断されました。背中と腹痛の自覚症状として出てます。腫瘍は3センチ、手術も可能だが抗ガン剤治療で小さくしてからの手術を提案されましたが、手術後の抗ガン剤治療も可能なのでしょう。進行具合としてはどの様な状況とおもわれますか?セカンド的な解答をお願いします。
質問、有難うございます。
膵臓癌自体は、「ある程度進行してから、発見される。そして、手遅れの形で治療を開始する」の典型的な癌です。
術前化学療法(抗癌剤で小さくしてから)という点からも、周囲への浸潤、リンパ節への転移は有るものと考えます。
大抵の症例では、「術前化学療法+手術」で、腫瘍が残っているか否かが、その後の予後に関わってきます。
術後化学療法(手術後の抗ガン剤治療)は、体力が弱まった患者さんに鞭打つ一面も有り、「後手に回った場合の治療」の感が否めません。
しかし、「術前化学療法+手術」で十分で無かった場合には、癌の進行を食い止めるためにも、「術後化学療法」に踏み切らざるを得ないと思います。(術前化学療法+手術を行う時点で、癌を撲滅する意思になります。仮に術前化学療法+手術で不十分であり、癌が残存した場合も、癌を撲滅する意思に従い、術後化学療法に踏み切る事になると考えます。でないと、術前化学療法+手術を選んだ意味合いが薄れるので。)
回答は以上です。
他に疑問がありましたら、気軽に相談して下さい。
2016/12/30 00:30