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心の相談

相談者

中絶 鬱

相談者:めぐさん(37歳/女性)

二年前中絶をしました。お互い家族ある身でしたが命ができ出産希望でしたが相手からの希望で中絶しました。約束、責任をまもるとのことでその後関係を続きましたが転勤から不信感が募りました。
別れることを告られ、ある日弁護士から会社に付き合い、中絶など話さないためならば金を支払うといわれました。お金は受け取りませんでした。自業自得は
承知ですが別れ一年半抱えられない罪悪感と憎しみなどでひどく落ち込んだり酒に頼
ります。小さな子供が好きでしたができる限り避けたい気持ちになります。
許す気持ちももてず答えがでません。
生きる意味など考えられず
人は死の寸前に生きたいと感じるのだろう
か。と日々考えます。朝まで眠れずにいたり、イライラしたり、自暴自棄になります
楽になりたいです。

相談者に共感!

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2016/12/29 23:33

はじめまして、めぐさん。
心理カウンセラーの中島みかと申します。
回答が遅くなり、大変申し訳ありません。

めぐさんは、2年前に中絶したことで今でも心を痛めているのですね。
そして、そのお相手のことを考えると憎しみがわいてきて落ち込む状態。
とても辛くてしんどいですね。

ご自分でも自業自得は承知と仰っていますが、やはり心のどこかではお相手のことを許せない気持ちがあって、その気持ちが今のめぐさんを苦しめているのだと思います。

しかし、その気持ちがあるままでは、めぐさんの心は楽になりませんし、どのようなことでも暗く、辛いことのように感じてしまうことも確かです。
忘れてしまおう、と意識することが重要ですが、なかなかそうもできない気持ちも理解できます。

人にはそれぞれ考え方のクセがあって、同じ出来事があったとしても見る角度や考え方が違うものです。
そして、常に深刻に考えてしまう人もいたり、楽観的に考える人もいるのです。

めぐさんは、真面目な人で人を信じる気持ちが強い人なのではないでしょうか。
そのような人ほど、執着する気持ちが強く、しかし、その気持ちが自分の心を苦しめてしまうのです。

過去は過去と割り切り、執着する気持ちを捨てて、今は前だけを見て生きて行こうと思った方が楽になれるのです。
でも、考え方のクセはそう簡単には直りません。

しかし、自分で直すこと以外、自分の心を楽にすることは誰にもできないのです。
楽になりたいと一番願っているのも自分です。
ですので、心を楽にするために少しずつ努力していきましょう。

まずは、生まれて来なかった赤ちゃんに対しての罪悪感がめぐさんを苦しめないように、赤ちゃんに言葉をかけてあげましょう。
めぐさんも産みたい気持ちがあったのに、産んであげられなかった。
その気持ちを赤ちゃんに伝えるのです。

今、目の前にめぐさんの赤ちゃんがいると想像してください。
そして、めぐさんの今の気持ちを声に出して伝えてください。
「産んであげられなくてごめんね。」でもいいですし、どのような事でも思っていることを言葉にしてかけてあげましょう。
涙が出てもかまいません。思ったことを語りかけましょう。

そうすると、きっと赤ちゃんは許してくれます。
めぐさんが声をかけてくれたことを喜んでいるはずですから、もうめぐさんを責めることもありません。

そして、これは今のめぐさんには難しいことかもしれませんが、別れた相手のことを許すと言いましょう。
いつまでもめぐさんの心を苦しめている相手のことを許す、という言葉で手放してしまうのです。
その人と会っていた時のことを思い出して、自分の事を客観的に見るように映像にしてみてください。
そして、「私は、もうあの人を許していいんだ。」と自分に言い聞かせてください。
めぐさんは、もうその人を許して、手放していいのです。
これを言葉にしていくうちに、めぐさんの心はどんどん楽になっていきます。

めぐさんは、自分のためにこれからの時間を生きていかなくてはいけません。
人生は悪いことばかりでは決してありません。自分を大切にして自分のために生きていこうと決意すると、自然に良いことが舞い込んできます。

いい心にはラッキーやハッピーなことが引き寄せられてくるのですね。
そのためには、今の心を少しでも軽くする努力をして少し視野も広げてみましょう。

今のめぐさんの見えている範囲は少し狭くなっているようですので、視野を広げるために外へ出たり、人に会ったりするのもいいですね。
視野が広くなると、先述した考え方のクセも自然に変わってきたりもするのです。

今は苦しいかもしれないですが、本当に大切なのは、今と未来です。
過去の経験で学んだこともたくさんあると思います。
辛い思いをした経験を繰り返さなければいいのです。
人間は、学ぶことができる生き物なのですね。

今の自分を大切にして、少しでも楽しい気分になったときは、その時の気持ちも大切にしてください。
本当に少しずつ、少しずつでいいのです。
無理をしないでくださいね。
また苦しくなったらいつでもこちらでもお話ししてくださいね。

相談者

相談者からのお礼

早々の回答ありがとうごさいます。
日々忘れることも悔やむ事もあり、憎しみで満ち溢れてしまい、そんな自分が悲しくもあります。同じ日々が2年も続いてこれが延々と続くと思うと怖いのですが先生が描いて頂いた事をしてみようと思います

回答に納得!

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2016/12/30 10:12