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婦人科

相談者

妊娠12週の薬の服用について

相談者:やっこさん(29歳/女性)

妊娠12週と6日の妊婦です

先週から鼻づまりがひどく、
昨日からは喉が痛み、嚥下痛とだるさがあります。
産婦人科に電話したところかかりつけの耳鼻咽喉科でよいとのことなので
本日耳鼻咽喉科を受信しました。

蓄膿症などではなく、
喉のはれとそこまでは酷くないとのことですが、私は鼻の付け根ら辺の喉が痛く、かなり嚥下痛が辛いとお話ししたところ

トラネキサム酸錠250
カルボシステイン250
をそれぞれ毎食後2錠

モンテルカストO D錠10
を就寝前に1錠

の処方を7日分されました。
なお、症状が軽くなったら服用中止の指示です、

これらの薬は飲んでも安全なのでしょうか。
ネットでみると妊婦に対して安全性は確立されてないとでてきて不安です。

産婦人科に電話で聞いても、
大丈夫だと思いますとの返事で
不安です。

相談者に共感!

1

2018/07/06 12:11

やっこさん、こんにちは。
結論からいいますと、どれもお使いいただいて問題はないと思います。
妊娠中の薬の使用については、薬の添付文書というのがあり、それを参考にするのが基本です。「妊娠中禁忌」という記載があるものは使えません。一方、「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。」という記載であれば使用しても問題がないということになります。トラネキサム酸錠250はとても古くからある薬で、添付文書には妊娠中の使用についても記載はありません。この薬は多くの妊婦さんにも使用されていますけれど、問題が起こったという報告はありません。モンテルカストO D錠10については、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するという記載です。カルボシステイン250については、」妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。」という記載になってはいますけれど、この薬も実際に妊娠中に使用されたケースも多く、特に問題になったという報告はないと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。どうか、お大事になさっていただきたいと思います。そして、元気な赤ちゃんを産んでいただきたいと願っております。ご相談をいただきまして大変ありがとうございました。
尚、他にもご心配なことがあるようでしたら、ご遠慮なくご相談をいただきたいと思います。

回答に納得!

2

2018/07/06 12:26

相談者

やっこさん

早くお返事をしていただいたのに遅くなりましてすみません。お返事で安心し、薬を服用して3日で治りました。7日分をもらっていたのですが、服用を中止しています。

重ねて伺いたいのですが、私は切迫流産で2週間以上アドナとトラネキサム酸を妊娠6週ごろから服用していました。どの薬も長期の服用は避けたほうがいいとのことですが、2週間以上も初期に服用して胎児への障害などの影響はないのでしょうか。
染色体以外の神経系や自閉者や発達障害などの確率が上がってるのではないかととても不安です。
自閉症や発達障害はまだ原因がはっきりわかっていなくて、妊娠中の薬の服用なども問題になると聞いたことがあります、。、

よろしくお願いいたします。

2018/07/09 22:47

やっこさん、こんばんは。
アドナもトランサミンも妊婦さんによく使用される薬であり、胎児への悪影響の報告はないと思います。長期的に用いても同様です。
自閉症などの発達障害の原因ははっきりとはわかっていませんので、逆に言えば妊娠中の薬剤投与が原因という根拠もないわけです。
あまり心配しないほうが良いと思いますよ。

2018/07/09 22:50

相談者

やっこさん

そうですか。
今回風邪で服用したトラネキサム酸、カルボシステイン、モンテルカストを薬剤師の方からもらう時に妊娠12週が一番大事だから気をつけて服用してくださいといわれまして。。私からしたら一体何を気をつけるのかさっぱりわかりませんでした。

では、切迫流産で服用したアドナ、トラネキサム酸も今回飲んだ三種類の薬も、服用が原因で胎児に影響が出ることはほぼないということでいいんですよね?
薬剤師さんと産婦人科の看護婦さんの曖昧な感じが凄く心配になり、何度も質問をしてしまってすみません。

2018/07/09 22:55

薬剤師としては薬の添付文書に記載のある情報(妊婦への安全性は確立していないという決まり文句)を念頭に薬の説明をするしかないのが現状ですので、そのような説明になったのだと思います。
実はほぼすべての薬剤の添付文書に『妊婦への安全性は確立していない』という記載があります。これは製薬会社的にこのように記載しないと裁判になったら負けるかもしれないからといった医学とは関係にないしがらみが根本にあるためです。
しかし、実際にはほとんどの薬は妊婦さんに安全に使用できると思います。
アドナ、トランサミンが原因で胎児に悪影響が出る可能性は極めて低いと思います(生き物が相手なので絶対とは言えません)。

2018/07/09 23:00

相談者

やっこさん

そうですか、
ありがとうございます。やはり妊婦相手に実験を繰り返してるわけないですもんね。。

あと、この質問とは関係ないことなんですがおたずねしたいことがあります。
私は4月頭におたふくのワクチンを接種してその月の排卵で妊娠しました。丁度排卵日を過ぎたあたりに耳下腺あたりが腫れてしまい、熱はなかったのですが喉が痛かったために耳鼻科を受診しました。確実なおたふくの症状は見えないけどということで、妊娠してる可能性を伝えた上で抗生剤を服用してもらいました。飲み終えた後、まだ痛かったので市販のリングルアイビーを3日くらい飲んでしまいました。

その後、症状が落ち着いてしばらくしてから妊娠が発覚して今に至る経緯です。
抗生剤やリンガルアイビーを服用したのは妊娠2週から3週すぎくらいの間でした。
ワクチンの副反応が出ていたのかなと今になってみれば思いますが、その週数のことも特に胎児に影響はないでしょうか。

ちなみに、おたふくワクチンと風疹ワクチンを接種しました。問診票には2ヶ月の避妊が書いてありましたが、主治医からは必要ないとの指示でした。。

2018/07/09 23:26

おそらくはおたふくワクチンによる副反応でおたふくかぜと似た症状が出たのだと思います。
抗生物質もST合剤という特殊な薬以外であれば妊婦さんでも安心して使用できますし、リングルアイビー(イブプロフェン)も妊婦さんが一時的に使用しても問題ないと思います。

2018/07/09 23:31

相談者

やっこさん

ありがとうございます。
おたふく風邪と似た症状時代は妊娠超初期に出てしまったとしても、それ自体は問題ないでしょうか

2018/07/09 23:34

生ワクチン(麻疹、風疹、水痘、おたふくなど)は薬の中では珍しく妊婦には禁忌とされています。免疫能力の未発達な赤ちゃんが感染症を発症してしまうためです。
妊娠直前に生ワクチンを接種した場合には胎児に感染症が発症する可能性は低いとは思いますが、絶対にないとは言えません。
胎児の今後の発育を見ていくしかないと思います。

2018/07/09 23:37

相談者

やっこさん

そうなんですか!
4月頭に接種して、妊娠発覚が5月の頭です。
ということは、主治医の指示は適切ではなかったということですよね??
発育に影響というのはどのような影響でしょうか。

2018/07/09 23:52

あくまで妊婦さんは生ワクチンが禁忌であって、妊娠直前の接種が胎児に影響があるかどうかのデータはないと思います。
また、妊娠直前の『直前』もいったいどのくらいの期間なのかということも決まりはないです。
発育に影響が出る場合は、胎児の体重の増えが悪くなったり体幹・四肢のバランスが悪くなったり、最悪流産してしまうなどが考えられます。

2018/07/09 23:55

相談者

やっこさん

あー、
そうなんですね。発育をみるしかないのですか。
妊娠何週になったら一安心などは無いですか?
また、来月中期胎児ドッグを受けるのですが、それで異常はわかりますか?
異常はなかったら安心していいのでしょうか、

2018/07/10 00:01

実際には出産してみるまで分からない場合も少なくありません。胎児自身にできる検査は超音波やMRIくらいと限られてると思いますので。
おそらくはおたふくワクチンにかかわることでの胎児の異常はないと思います。

なお、胎児ドックで異常がなかったとしても本当に胎児に異常がないかどうかは生まれてみるまでは確実なことは言えません。

2018/07/10 00:05