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食事

相談者

昆布と甲状腺

相談者:笹木さん(30歳/女性)

ミネラルの補給とダシとりに、昆布を活用していこうと思っています。
しかし、昆布は甲状腺の持病がある人は多く取りすぎてはいけないと記事を見ました。

甲状腺に持病がある人は、1日どの程度であれば昆布を使っても問題ないのでしょうか?

相談者に共感!

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2018/07/22 15:41

笹木さん、こんにちは。管理栄養士の松本です。ご質問に回答させていただきます。
ミネラル補給と出汁とりに昆布を活用される予定なのですね。笹木さんの仰られるように、甲状腺の疾患がある方は昆布の摂り過ぎに注意が必要です。それは「ヨウ素」という甲状腺ホルモンの材料となるミネラルを昆布が特に多量に含んでいるので、甲状腺に疾患のある方の中には制限が必要となる場合があるためです。
昆布をどのくらい制限するかどうかには個人差があり、通常の食生活の範囲であれば制限しなくてもよい場合や昆布をはじめとした海藻類全てを制限する場合など様々あります。

しかし昆布そのものを毎日食べたり昆布茶として日常的に多く摂取したりすることは、甲状腺の持病がない方でも過剰症の心配があります。
昆布だしも日常的に使用し味噌汁などで量を多く摂取するものなので、念のために昆布の量を控えたかつお・昆布だしや煮干だしにした方がよいかもしれません。
詳しくは制限すべきかどうか、笹木さんのかかりつけ医にご相談いただけると幸いです。
他にも何かありましたらお気軽にご相談ください。お待ちしております。

回答に納得!

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2018/07/23 12:26

相談者

笹木さん

煮干しだけで出しをとるのにはどうしたらいいですか?

相談者に共感!

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2018/07/26 20:41

笹木さん、こんにちは。引き続き回答させていただきます。
煮干し出汁の取り方についてですね。下記に記載いたしますのでご参考になさってみてください。

1.まずは苦味を取るために、キッチンバサミや素手で煮干しの頭と内臓を取り除く。
2.鍋に煮干しと水を入れて30分以上浸ける。(水1ℓに対して1の処理後の煮干し30g位が目安)
3.そのまま火にかけ、沸騰したら弱火にしてアクを取りつつ5~10分ほど煮て漉す。
※煮干しは気にならなければ、そのまま具の一部としてお召し上がりいただいても構いません。

もし煮干しのパッケージに作り方や分量の記載があれば、そちらに従ってください。
他にも何かありましたらお気軽にご相談ください。お待ちしております。

回答に納得!

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2018/07/27 10:23

相談者

笹木さん

にぼしの頭と内臓は、にがみがきにならなければそのままつかっても良いのですか?

2018/08/13 10:25

笹木さん、こんにちは。引き続き回答させていただきます。
煮干しの頭と内臓は苦味が気にならないようであればお召し上がりいただけますが、ご購入の際は鮮度の良い白っぽくてツヤのあるものを選ぶようにしましょう。黄色っぽいものは魚の脂が酸化して鮮度が落ちている可能性があるので、より生臭さを感じやすくなることがあります。
また煮干しには塩分が多いため、食べる時は味噌汁の塩分量を通常よりも控えめにした方がよいかもしれません。
他にも何かありましたらお気軽にご相談ください。お待ちしております。

2018/08/14 07:45