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小児癌の予防と原因について

相談者:まつさん(34歳/女性)

対象:女の子/2才9ヶ月

小児癌を予防する方法はありますか?日頃から化学調味料無添加のものになるべくしたり、出来るだけ添加物を避ける、好き嫌いをしない、早寝早起きをするなど予防できることはありますか?逆にそういうのを気にしないで育った子がなりやすいとかあるのでしょうか。熱はしょっちゅう出すけれど、何だかんだその間も元気でそのうち回復するので救いですが、やはりたまに小児癌で闘病してる、それも治るのが難しい病気の子とかの話を聞くと、とても怖くなることがあります。

相談者に共感!

1

2019/07/09 21:12

まつさん こんばんは。ご質問拝見しました。
一般的に、小児がんは成人とは異なってお書きのような生活習慣などとは関係なく 胎児の体の神経や臓器、網膜などになるはずだった細胞が胎児の体が完成した後も残り異常な細胞に変化し増えることによってがんが発症すると考えられています。

ただがんとは関係なくともお書きのようなことはお子さんの健全な発育のためには大切なことにはかわりないですので気を付けてあげるといいと思います。

回答に納得!

1

2019/07/09 21:22

相談者

まつさん

ふりかけをかけないとご飯を食べてくれなかったり、おにぎりは具の入った海苔巻きおにぎりとかはダメなのでおむすび山とか今はけっこういろんな味が出ているので使っています。が、塩分も気になるところなので加減はしているのですが、たまに加減間違えて味が濃くなり過ぎてしまったり、とかはあります。本当は釈迦やツナマヨなど作ったやつのがいいのでしょうが、食べてくれるならとりあえずいいか、との考えが先立ちます。あとは野菜はトマトは大好きでかならず食べてくれるし、タンパク質はフォローアップミルクで取れていると思うので何とかなっていると思うのですが。白飯はもう少し成長すればそのうち食べられるようになるかな、なんて気楽に考えています。

相談者に共感!

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2019/07/09 21:28

まつさん、こんばんは。
小児科専門医が回答します。

小児癌の大半は生まれ持った遺伝子変異により発症してしまうかが決まっています。
この遺伝子変異は血液検査を実施してもわからないことが多いです。その理由は脳だけ、肝臓だけ、副腎だけなど臓器のみに遺伝子変異がある場合が多く、特定の臓器のみの遺伝子変異の有無を調べるには臓器の組織をとってきて調べるしかないからです。全身のすべての臓器の組織をとってきて調べることは現実的に不可能ですから、前もって検査をして小児癌になるかどうかを知ることは出来ないと思います。

遺伝子変異が原因ですから、タバコや特定の加工品などの発癌物質は小児癌の原因にはならないと考えます(成人後の癌の原因にはなります)。

あとは過剰な放射線被ばくをすれば小児期でも白血病や脳腫瘍などを発症することはあります。
ただ、レントゲンを数十枚、CTを2-3回受けるくらいでは過剰な被ばくとはいいませんから必要な放射線検査は拒否せずに受けるのが良いかと思います。

食生活と小児癌にはいっさい関係はありませんが、栄養バランスのよい食事は発育・発達の上では大切です。
いきなりバランスよくなんでも食べてくれるようになることはありません。小学校の上がって給食でいろいろなものを食べる機会に触れることで徐々になんでも食べるおこさんになっていくと思います。
つまり、就学前は好き嫌いが多いままという可能性が高いです(どのおこさんも同じです)。
ですから、食事についてものんびり気長に考えるようにしましょう。

回答に納得!

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2019/07/09 21:35