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婦人科
相談者：すずさん（29歳/女性）
全前置胎盤で入院中でもう33週に入るところです。
先程看護師さんが「前に36週で胎盤の位置が上がって帝王切開をやめることになった人もいないわけじゃない。ただ、カルテを見る限り何も書いていないようだけど先生に診察の時に何か胎盤が上がっていると言われたりはしたか？」と聞かれました。
先生には確か29週の外来受診のときに、結構子宮口にがっちりとかかっているからあまり期待できないと言われていました。それからは、入院中の診察も何も言われていません。
これから動くことはあるのでしょうか？そうなったら帝王切開は取り止めですか？
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2020/01/05 11:14
すずさん、こんにちは。
前置胎盤は胎盤が内子宮口にかぶさっている状態で、低置胎盤は胎盤の縁が内子宮口付近にあるという状態です。
妊娠初期に前置胎盤あるいは低置胎盤になっていることはよくあるのですけれど、見かけ上の前置胎盤や低置胎盤が多く、妊娠が進んで子宮下部がだんだん伸びていくと胎盤の縁が内子宮口から次第に離れていくこともあり、その場合には結果的に前置胎盤や低置胎盤ではなかったということになります。
低置胎盤あるいは辺縁前置胎盤の場合には、最終的には妊娠35週くらいで胎盤の位置を判断することもあります。
ただ、全前置胎盤の場合には内子宮口に完全に胎盤がかぶさっている状態ですので、医師が言われるように胎盤が上がるということは期待できないと思います。
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2020/01/05 11:21
