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整形外科

相談者

骨粗鬆症治療の病院による治療レベル差について

相談者:spearheadjaさん(61歳/男性)

東京在住の61歳男性です。45歳でうつ病にかかり床に臥せっていたためか、骨密度が低い状態です。先月1月7日に25kgのものを持ち上げて第二腰椎圧迫骨折を受傷してしまいました。人間ドックでは参考程度にしかならないと聞きます左腕にレントゲンを当てて測る方法で骨密度が低いといわれていましたが、骨祖粗鬆症治療一歩手前という判断でした。しかし、圧迫骨折したということで骨粗鬆症といえるのではないかと思うのですがいかがでしょうか?そういう意味では、骨密度の測り方を含めて受けていた人間ドックは過ちだったと後悔しています。このままでは、また、25kgのものを持てば圧迫骨折をするリスクは高いでしょうか?治療をすれば改善しますか?現在は、近くの小規模総合病院の整形外科、医師2名に通っていますが、圧迫骨折にもかかわらず、骨粗鬆症の件は言われていません。昨日、19日にコルセットが取れ次回検査で大丈夫なら治療終了と言われています。主治医は、週一日通われている先生でそれ以外は大学病院で診察をされています。大学病院では名前が下から2番目に掲載されている若手の先生で経験がないのでしょうか?このような状況ですが、今の主治医に骨粗鬆症の治療をお願いする気になれません。都内にある大学病院の骨粗鬆症センターで診て頂きたく考えていますが、現在の骨粗鬆症の治療レベルでは病院による格差はあるものでしょうか?骨粗鬆症センターでは原因を調べてから治療に当たると謳っていますが、今の通院先ではそれが期待できません。

相談者に共感!

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2020/02/20 20:41

spearheadjaさん、こんばんは。
ご相談内容拝見いたしました。
詳しい経過の説明読ませていいただきました。大変ご心配のことと思います。

圧迫骨折したということで、おっしゃる通り、現在の「骨粗鬆症治療ガイドライン」では、“圧迫骨折の既往があれば骨粗鬆症と診断できる”とされておりますので、
今後は再発を絶対防いで、QOLを低下させないよう、しっかりと骨粗鬆症に対する薬物療法などを行っていくべきであると考えます。

脊椎の圧迫骨折は「脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)」という言い方になり、ちょっとした負荷・脊椎へのストレスで骨折をきたす恐れがあります、よって、25キログラムのものを持ち上げる際に、要領が悪ければ、圧迫骨折を再発してしまう恐れはあると考えます。

治療をすれば改善し、リスクは軽減できると思います。
今かかわっている整形外科の先生は、圧迫骨折=骨粗鬆症という認識をされておられない可能性がありますので、コルセットが取れ安定していれば治療終了となるかもしれませんが、骨粗鬆症の治療は必須と思いますので、その主治医が心もとなければ、他院の、できれば骨粗鬆症を専門的に診療しているクリニックなど(都内にある大学病院の骨粗鬆症センターで問題ないと思います)で診てもらった方がいいのではないかと考えます。

病院による格差は、本来ありませんが、担当医が積極的に治療するかどうかに期待するよりも、
薬物療法を希望する旨を伝えていただければ、いろいろと提案があるものと考えます。

テリパラチドの皮下注射を二年間継続する治療法(一日ごとのタイプ、週二回のタイプ、週一回のタイプの三種類)が最もお勧めではあります。

相談者

相談者からのお礼

分かりやすいご説明ありがとうございました。

2020/02/20 21:17

相談者

spearheadjaさん

ご回答ありがとうございました。今通う予定の骨粗鬆症センターは電車で片道45分の所にあります。もちろん、通院してみて、先生のご判断によるものではありますが、ご参考に、テリパラチド皮下注射よりも通院頻度が少なくて済むような薬はあるのでしょうか?

2020/02/20 21:31

作用機序が変わりますが、ビスフォスフォネートというジャンルの薬剤があり、内服では週一回・月一回
注射では、月一回、年一回・・・というものがありますが、「人生の終盤で使用する」というのが推奨されている薬剤なので、骨折の再発予防という意味合いでは、テリパラチドが有効と思います。
毎日注射するタイプは、自己注射となりますので、通院はに三か月分まとめて処方してもらうことができれば、後は自己管理で可能となります。
週二回タイプも自己注射であり、「オートインジェクター」というデバイスを使用し、負担なく実施できる薬剤となっています。処方は数か月分可能ですので通院回数は少なくなると思います。
週一回タイプは毎週通院しないといけません。(医師もしくは看護師が医療機関内で皮下注射)

他に商品名でイベニティという薬剤も昨年4月より使用できるようになりましたが、
私個人としては、作用機序の面でまだ、テリパラチドを超えるものではないように思われるので
何とも言えません。(※月一回の皮下注射、最大12か月)
商品名プラリア・・・これもビスフォスフォネートと同様に、最後に使う薬剤の位置づけなのでまだ早いと思います。(※半年に一回の皮下注射)

45分の通院時間が大変であれば、将来的に軌道に乗った際に、近傍の整形外科に紹介してもらうこともできるのではないかと考えます。

相談者

相談者からのお礼

先生、とても良くわかりました。本当にありがとうございました。

2020/02/20 22:47