肋間神経痛と腹痛

ノンマシさん、こんにちは。
ご相談内容拝見いたしました。
まだ、辛い痛みが続いておられるのですね。大変だと思います。
皮膚に帯状疱疹が出たということはなかったでしょうか？
帯状疱疹後神経痛という言い方もできるかもしれません。
また、
左側の肋骨下縁は、「デルマトーム皮膚分節）」でいうと、第10胸髄神経の支配領域となります。
おなかのほうにも痛みが広がるということは、第11、第12胸髄神経、さらには第1腰髄神経の支配領域となり、
胸椎の下から腰椎の上あたりの椎間板ヘルニア、黄色靱帯骨化症という脊椎疾患により
神経が圧迫されている症状なのかもしれません。
胸椎のＭＲＩが必要と思われます。

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ご返信ありがとうございます。
腹部の臓器障害、内臓の病気までとなると、普段直接診療にかかわっていない部分ですから
自信をもってコメントはできませんが、
肋間神経痛に関していうと、
基本的には診断名は「消去法」でつけられる病名であって、
単純な神経痛を刺していることが多いと思います。

わたくしは日常診療で、極力「肋間神経痛」とは言わずに
胸椎椎間板ヘルニアの可能性があるとか、
胸椎椎間板症由来の神経根症であるとか、
帯状疱疹後神経痛・・・という病名を想定して精査していくことにしています。
最後の、帯状疱疹後神経痛は皮膚科の専門ですが、
既往がなくても、神経痛のみ残存していることがあり、
「無疹性帯状疱疹（むしんせいたいじょうほうしん）・・・水疱が目立たない帯状疱疹」であったことも考えられます。

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ご返信ありがとうございます。整形外科では、肋骨のレントゲン撮影だけのようですから
ぜひ胸椎と、腰椎のＭＲＩを撮影してもらうといいのではないかと考えます。
ほかの診療科で十分な検査を受けられているので
まだ行っていない検査として、整形外科の担当医へ依頼されてみてはいかがでしょうか。
帯状疱疹の既往がないのであれば、整形外科的な精査のほうが優先と思います。

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ご返信ありがとうございます。
そうですか。
頸椎と腰椎のMRIはやった事があって、
軽度のヘルニアを認めているのでしたら、
胸椎レベルでの椎間板ヘルニアの可能性が高いかもしれません。
納得できるところまで検査するという考えもあり、
担当医に強く依頼してみてはいかがでしょう。

ご参考になれば幸いです。

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ＭＲＩの撮影できるペインクリニックなら検査はしてくれると思います。
画像を見ないと何とも言えませんが、
頚椎や腰椎の椎間板ヘルニア・・・軽度の変性を言っている可能性があります。
整形外科医の中でも、レントゲン診断で「ヘルニア」という言葉を用いたり、
ＭＲＩの画像上加齢性の変化をきたしている部分をヘルニアと言ったりするので注意が必要です。
ようは、神経に圧迫を加えるような状態かどうかなので、
首から腰までも全てヘルニアということはあり得ません。

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