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婦人科

相談者

高度異形成

相談者:まちこさん(37歳/女性)

いつもお世話になります。

当方37歳女です。
今年の3月に不正出血し、レディースクリニックにて細胞診の結果「ASC-US」のIIIaでした。
Hpv結果をしたところ、16型陽性。18型検出せず。12種ハイリスク陽性でした。
そして、レディースクリニックで紹介状を持って総合病院でコルポ診と組織診をし「軽度異形成だろう」との診断を受けた1ヶ月後に高度異形成と診断され円錐手術を勧められています。

もし、円錐手術をしなかった場合どうなりますか?

婦人科の先生は、手術をしても奥に子宮頸がんが隠れている可能性があると言われました。

助言のほど、お願いします。

相談者に共感!

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2020/06/11 06:54

まちこさん、こんにちは。
コルポ診と組織診の際には、最も病変が進んでいそうな部分から組織を採取しますけれど、今回その結果が高度異形成だったということですね。円錐切除を行いますと摘出物を詳細に観察しますので、微小浸潤がんが見つかったりすることもあります。また、病変が高度異形成までであっても将来子宮頸がんに伸展する可能性が高いともいえます。
一方、中等度異形成までであれば自然に病変部が消えてしまうこともあるけれど、高度異形成になると自然に消える可能性は低くなります。
円錐切除を行うと病変部を含めて子宮頸部を切除することになるので、進んだ子宮頸がんがないかどうかを調べることができ、病変部分を除去することで将来病変が進展することを防ぐことができる、言い換えると子宮頸がんを予防することが出来るということになります。
以上をご参考にされて、手術を受けられるかどうかをご検討いただきたいと思います。
どうか、お大事になさっていただきたいと思います。ご相談をいただきまして大変ありがとうございました。
尚、他にもご心配なことがあるようでしたら、ご遠慮なくご相談をいただきたいと思います。

回答に納得!

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2020/06/11 07:34