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内科

相談者

母の誤嚥性肺炎について

相談者:ランボーさん(53歳/男性)

本年8月19日に92歳になる母が誤嚥性肺炎で入院し、入院後にMRSAへの感染が判明しました。
治療の結果、9月末に経鼻経管栄養を開始するまでに回復。
しかし、カテーテルを通した直後から肺炎を再発し、喀痰の増加、発熱が見られ、今は経鼻経管栄養は中止されております。
今後は点滴栄養のみで様子を見るしかないと主治医から言われました。
母は糖尿病を患っており、血小板の数も少なくその機能も衰えている事から、胃瘻の造設は難しく、中心静脈栄養もMRSAによりできない状況です。
一般的に点滴栄養のみでどの位存命が可能なのでしょうか?
個人差があるのは重々承知しておりますが、一般的に医師が判断する範囲で回答願います。

相談者に共感!

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2020/10/07 10:59

こんにちは。ご相談ありがとうございます。

お母様のことで大変心配のことと心中を察いたします。
予後がどのくらいかと言うのは全身状態にもよりますし、肺炎の状態にもよると思いますので一概には難しいのですが、それこそ肺炎の状態がおもわしくなく全身状態が良くなければ早い方であれば数週間以内に体調が急変するなどと言うこともあるかもしれません。そこまででなければ月単位で小康状態を維持する方もいらっしゃると思います。

ただこれはお母様を実際に診察していませんので何とも言えません。主治医のほうにお聞きになった方が確実かと思います。

2020/10/07 11:05

相談者

ランボーさん

続けて質問です。
経鼻経管栄養を開始した直後にCRP値が上昇し、痰の絡みや発熱が再発する事は、通常よくある事でしょうか?
また、経鼻経管栄養開始時にはバンコマイシン以外の抗生剤を点滴投与されていましたが、今はバンコマイシンに切り替えられております。
このバンコマイシンを投与したまま、経鼻経管栄養を導入する事は不可能なのでしょうか?

2020/10/07 11:39

御返事ありがとうございます。
「経鼻経管栄養を開始した直後にCRP値が上昇し、痰の絡みや発熱が再発する事は、通常よくある事でしょうか?」
→嚥下機能が低下している方であれば、口腔内にたまった唾液などを誤嚥することで肺炎を起こします。経管栄養を含めて食事を再開すると痰が増えることが多いですので、その影響で誤嚥性肺炎を起こした可能性はあると考えます。
「このバンコマイシンを投与したまま、経鼻経管栄養を導入する事は不可能なのでしょうか?」
→もう一度経管栄養にトライしてもいいと思いますが、再開は少なくとも肺炎が落ち着き、抗生剤が中止できたタイミングがいいと思います。

2020/10/07 11:45

相談者

ランボーさん

 更に質問です。
実は経鼻経管栄養の再開も主治医に打診済みであります。
主治医からは「できない」との回答でした。
理由はバンコマイシンを使い過ぎると、MRSAがバンコマイシンに耐性を持つようになり、そうなると病院全体の問題となるからという事でした。
そこでバンコマイシンはどのくらい使用できるものなのでしょうか?
そんな簡単にMRSAが耐性を持つ様になるものなのでしょうか?

2020/10/07 12:20

御返事ありがとうございます。
「そこでバンコマイシンはどのくらい使用できるものなのでしょうか?」
→一概にどのくらいという期限は定められていません。一般的にMRSAによる肺炎であれば1-2週間の投与で改善はされることが多く、使用期間もそのくらいが一般的と思います。もちろん長期に使用する必要があればもっと長期に投与することもあります。
「そんな簡単にMRSAが耐性を持つ様になるものなのでしょうか?」
→耐性についても、どのくらい抗生剤を使用するとできるという明確なデータはありません。長期に使用してもなかなか体制が生じないことも持ちろんあります。
お母様の経管栄養についても、今回の肺炎が落ち着いた後で、もう一度だけトライをしてみる。それでもし再度肺炎を起こすようなら、今後のことについてご家族とよく相談をしていく。という方針でもいいように個人的には思います。

2020/10/07 12:24

相談者

ランボーさん

分かりました。
でもこのまま何もしなければ、母の命はもって1ヶ月位と考えております。
経鼻経管栄養の再開はもちろん、ある程度リスクを負っても胃瘻造設や中心静脈栄養の導入も担当医に申し入れたいと思います。
そこで質問です。
経管栄養栄養、胃瘻、中心静脈栄養以外に人工栄養の摂取方法はありますか?
また、一般的に医師は末期に差し掛かった超高齢者患者に、高いリスクのある医療は行わないものでしょうか?

2020/10/07 13:04

お返事拝見しました。

一般的には上記お示しになった摂取方法になると思います。

92歳と言う年齢を考えても積極的な医療を行わないことの方が多いと思います。症状の改善が見込める場合であればもちろん行うこともありますが、そうでなければ患者さんの苦痛をも考え、メリットデメリットを考えた上で医療行為を選択されると思います。

2020/10/07 13:11

相談者

ランボーさん

もう一つお尋ねしたいとこがありました。
誤嚥性肺炎の再発についてですが、カテーテルを鼻から通したことが原因なら、胃瘻に切り替えれば再発の可能性は低くなると考えられませんでしょうか?
MRSAは喀痰から検出されており、口腔又は気管がその病巣と考えているもので、素人考えで恐縮ではありますが、教えてください。

2020/10/07 13:38

御返事拝見しました。

胃瘻を作る段階でのリスクも考えますとMRSA感染だけの問題ではないように思います。高齢者の場合胃瘻形成に時間がかかると急変することもありえますし、合併症が起きた時の問題なども考慮しなくてはならないと思います。

2020/10/07 13:54

相談者

ランボーさん

今日、担当看護師より母の余命についての見解を聞くことができました。その方の経験から「2ヶ月位は大丈夫と思います」との回答を得ました。
この残された命をどう使うかが問題な訳です。
このまま何もせず点滴栄養のみなら2ヶ月後には他界。でも経管栄養や中心静脈栄養を導入すれば、余命を半年から1年に伸ばすことが可能かもしれない。ただし 今回のように導入に失敗すれば、その分残された命が消費されてしまう。
経鼻経管栄養にリトライして、果たして成功する見込があると思われますか?
今回も経鼻経管栄養の導入を図る前は、体温は平熱、喀痰もなくなっていた状況です。あのままなにもしなければ穏やかな日々を過ごせていたかもと思うと悩んでいます。

2020/10/08 02:29

御返事ありがとうございます。
「経鼻経管栄養にリトライして、果たして成功する見込があると思われますか?」
→こればかりは試してみないと何とも言えない部分が大きいです。リトライをして経管栄養がうまくいく方もいらっしゃいますし、同様に誤嚥性肺炎を再燃してしまう方もいます。さすがに2回連続、経管栄養開始後に誤嚥性肺炎を起こすようであれば、中心静脈栄養に切り替えるか、ご家族とも十分相談をしたうえで、通常の末梢点滴のまま経過観察、緩和ケアを行うかになると思います。

2020/10/08 02:56

相談者

ランボーさん

誤嚥性肺炎で入院した母の件、最後の質問とさせてもらいます。
母の余命はどの位と判断されますか?
個人差があり、回答は難しいのは承知しておりますが、母の状態について以下に記載しますので、この条件下で一般的に医師が判断する余命期間について回答願います。
・年齢:92歳
・主な既往症:糖尿病、血小板の減少と機能低下
・主な入院後の経過
8月19日に誤嚥性肺炎で入院。
9月4日にMRSA感染が判明。
9月30日に経鼻経管栄養開始するも、誤嚥性肺炎を再発し中止。入院以後の栄養摂取は点滴栄養のみ。

くれぐれも「個人差があるので明確な回答はできない」といった回答ではなく、上記の条件で一般的に考えられる明確な解答をお願いします。

2020/10/08 14:34

お返事拝見しました。

正直に申しまして、実際に診察しておらず患者さんのご家族からの情報だけで余命が答えられるネットの医師はほとんどいないのではないでしょうか。現在の他の検査数値はどうなのか、心肺腎機能は、呼吸は、排泄はどうなのかなどいろんなことを総合して判断しても実際に見ている医師でも難しいのが現状だと思います。主治医にご確認されることをお勧めします。

2020/10/08 14:43

相談者

ランボーさん

母の件です。先の質問で最後ですと申し上げましたが、今一度質問させて下さい。
今、母は誤嚥性肺炎を再発し、VCMの投与と喀痰吸引を頻繁に行なっている状態ですが、体温は平熱まで下がっております。
こういう容態のなか、経鼻経管栄養の再開や胃瘻造設も行う事はできないものでしょうか?
このままではあと1、2ヶ月の命、でも経管栄養に成功すれば命が

2020/10/09 11:00

お返事拝見しました。
現在もバンコマイシンで治療中であり喀痰吸引も頻回に行っていると言うことですとあまり全身状態は良いような印象ではないですね。
お話からは経鼻経管栄養の再開や胃瘻造設を積極的に行う状況では無いように思われます。
また何かあればご質問ください。どうぞお大事になさってください。

2020/10/09 11:04

相談者

ランボーさん

母の件です。
誤嚥を防ぐために嚥下機能改善手術や誤嚥防止術も行う事は難しいものなのでしょうか?
また、それらを行ったうえで経鼻経管栄養や胃瘻造設を行う事は可能なのでしょうか?
いずれも全身状態が良くないとできないものなのでしょうか?

2020/10/10 02:12

いずれも全身状態が良くないとできないものなのでしょうか?
→そうですね。全身麻酔での手術となるため現在の状態では難しいと考えられます。

2020/10/10 04:25

相談者

ランボーさん

誤嚥性肺炎で入院した92歳の母について、入院後にMRSAへの感染も判明。VCMの投与により一旦は回復し、発熱も治り、痰の絡みもなくなりました。
入院後約一ヶ月半後に経鼻経管栄養を開始しましたが、開始後すぐに肺炎を再発したため経管栄養を中止、VCMの投与を再開し現在回復しつつあります。

入院後2ヶ月は点滴栄養のみで過ごしたので、消化器官の機能低下は年齢からしても著しいものと思われます。

もはや経鼻経管栄養や胃瘻造設などに成功しても、消化機能の回復は望めないものでしょうか?

2020/10/10 20:49

御返事拝見しました。

>もはや経鼻経管栄養や胃瘻造設などに成功しても、消化機能の回復は望めないものでしょうか?
長期にわたって経静脈栄養を行っている場合、消化管の機能の衰えは年齢も考えると難しい場合もありうると思います。

また経鼻経管栄養をしてもまた誤嚥性肺炎を生じる可能性もあるかもしれません。

2020/10/10 21:08

相談者

ランボーさん

一般的に病院内でMRSA感染患者が出た場合、作成が義務付けられている報告書や書類などがあるのでしょうか?
また、あるとすればその書類名を教えて下さい。

母のMRSA感染が判明した後は、ベッドまわりのカーテンが閉められ、カーテンに「締めたままにしておくこと」といった貼り紙が貼られました。
その時から気になっていたのですが、母と同じ病棟には、カーテンに同様の貼り紙をされた患者が常に2~3人はいる状況であり、私は院内感染を疑っております。

本日、弁護士にも相談し今後は本格的な調査に入る予定ですので、出来るだけ詳細な回答をお願いします。

2020/10/10 22:45

質問、有難うございます。
単純なMRSAなら公的機関に提出しなければならない書類は無いと思います。この場合は、「院内抗生剤使用届け」といったものと思います。
それに対して、バンコマイシン耐性菌なら、「指定感染症届け」を公的機関に提出が義務付けられています。

MRSAは、院内感染する代表的な菌です。御本人が疑うのも無理は無いと思います。

詳細な回答を、との事ですね。
現状で言えるのは上記の通りですが、もし詳しい話を聞きたい場合は、指名の形で相談頂ければ幸いです。
出来る限り理解して頂けるよう、記載を心掛けます。

2020/10/10 22:53

相談者

ランボーさん

誤嚥性肺炎で母が入院して2ヶ月が経過します。
途中、経鼻経管栄養の導入を図りましたが体が受け付けず、
現在の体重は入院前と比べ約5キロ減少し、30Kgを切っています。
入院後は点滴栄養のみで、1日180キロカロリーを投与しています。
担当看護師長に聞いたところ、カロリーは少ないが、水分や、ビタミンは十分な量の摂取が図られているそうです。
とは言え、やはりこれでは衰弱死をまつのみなのでしょうか?
もっと多くのカロリーを摂取する方法はないのでしょうか?
また、あるとしても主治医がその方法を取らないのは、どんな理由が考えられますか?

2020/10/13 02:01

他に栄養を取る方法は経管栄養か胃瘻になります。
経管栄養にした際に誤嚥性肺炎を起こしたという事ですが、量を少量にして、食事中と食後1時間ほどはベッドの背もたれを45度以上に起こした状態で行ってみるのはどうでしょうか。胃瘻は血小板が少なくてできないという事ですが、血小板の数値によると思います。数値はどれくらいなのでしょうか。

2020/10/13 04:37

相談者

ランボーさん

血小板の数は7万5千だったと思います。単位が違っていたらごめんなさい。
加えて血小板の機能も衰えている為、胃瘻は無理だと説明がありました。
経鼻経管栄養を行なった際も、体位は分かりませんが栄養は極微量を投与したと説明がありました。その際、下痢はなかったのですが、喀痰の著しい増加と38度台の発熱が見られたため中止したようです。
これがカテーテルを通した際の一時的な身体の拒絶反応と見るなら、体調回復を見て経鼻経管栄養のリトライをお願いしたいと思うのですが、主治医が受け入れてくれる可能性はありますか?

2020/10/13 08:24

お返事ありがとうございます。
血小板が75000位あれば胃瘻は造ることは可能なはずです。
「主治医が受け入れてくれる可能性はありますか?」
→再度試してみること自体は問題はないため、受け入れられると考えますよ。

2020/10/13 08:27

相談者

ランボーさん

母の院内MRSA感染について、カルテを閲覧してきました。
母は入院前、老人ホームに入所しており、当該老人ホームの提携病院が今回入院した総合病院です。
約2年前の老人ホームへの入所の際、喀痰の培養検査も行っており、陰性の結果を示す検査結果票がカルテに綴られておりました。
しかし何故か入院時の喀痰培養検査の結果票のみが見つかりませんでした。カルテに入院時の喀痰培養では口腔内常在菌、カンジダが検出されたと書かれているのにです。
立ち会った看護師長も不思議がっており、「入院していない時点のものはないのかもしれない」と言っていましたが、そんな事あり得ますでしょうか?

入院後の経過も、8/19の入院から8/31迄はロセフィンが投与され、8/20に38.2度あった体温も8/23には36度台まで解熱。
しかし、以後は再び37度台まで上がり、8/30、31と37.8度が続き、痰もいちじるしく増加した為、再度喀痰培養検査を行い、翌9/1には抗生剤をユナシンに切り替えたとありました。
この経過を含めて、院内感染の可能性似ついて意見を願います、

2020/10/13 13:36

御返事ありがとうございます。

「そんな事あり得ますでしょうか?」
→今は電子カルテのはずですから、電子カルテでオーダーした培養結果は、結果画面からどこでも見れるはずです。外来検査でも入院検査でも区別なく診れるはずです。結果がないという事はありえません。
もちろん、その総合病院がありえませんが、いまだに紙カルテ運用であれば外来検査台紙と入院検査台紙が別になりますので、外来カルテを取り寄せれば結果は見れるはずです。

入院時の痰培養でMRSAが陰性で、入院後の痰培養でMRSAが陽性となったのであれば、院内感染の可能性は考えられます。

2020/10/13 13:40

相談者

ランボーさん

前と同じ質問になりますが・・・。
点滴栄養飲みでどのくらい生存可能なのですか?
と質問すると、おそらく「個人差もあるなか、患者本人を直接診ていないので回答できない」と言われるので、回答される先生は最長何日の生存を見たことがありますか?

2020/10/15 02:57

点滴栄養飲みでどのくらい生存可能なのですか?
→点滴栄養が末梢点滴なのか中心静脈栄養なのかでも異なると思います。
末梢点滴であれば食事が全くとれなくなった時点から2-4か月くらいでしょうか。
中心静脈栄養であれば、現用などの悪化などによっても変わってきますが、数か月から1年くらい生存される方もいらっしゃいます。

2020/10/15 03:25

相談者

ランボーさん

抹消点滴のみです。
母は8/19に誤嚥性肺炎で入院した後、ずっと抹消点滴のみでもう2か月になります。
するともうそろそろな訳ですね。
担当医に聞いても「わからないけど、年単位はない。月単位でどのくらい持つかといったところ」と言われました。
長くてあと2ヶ月くらいと考えればよろしいでしょうか?

2020/10/15 03:46

こればかりは個人差がることなので予測が難しいです。2か月くらいである可能性はあると思いますがもっと長く4カ月くらいの事もあり得ると思います。

2020/10/15 04:01

相談者

ランボーさん

誤嚥性肺炎で入院した母。この治療方法について質問です。
なぜ肺炎が完治するまで絶食とするのか、その理由を教えてください。
絶食中に嚥下能力や消化能力がドンドン低下し、肺炎の症状改善が見られる頃には、口から物が食べれなくなってしまいました。
誤嚥を繰り返してでも、食べ物を口から摂取させるべきだったのではないかと思うのです。
入院直前まで口から食べ物を摂取できていたわけで、この点理解に苦しむ次第です。

2020/10/22 22:58

お返事拝見しました。

今回誤嚥性肺炎と言うことでしたでしょうか。確かに絶食を行う場合もありますが、やはりいろいろな機能が衰えていくためなるべく早く食事を再開させれる場合は再開する方向に持っていくと思います。何かそれができない問題があったのでしょうか。

2020/10/23 00:01

相談者

ランボーさん

誤嚥性肺炎で入院し2ヶ月が経過した母。
途中、MRSAへの感染判明。経鼻経管栄養にトライするも身体が受け付けず断念。
これらを経て入院時より絶食状態が続き、抹消点滴栄養のみで過ごしてきたため余命いくばくもない状況です。
そこで、せめて最後くらい物を食べさせてやりたいと思います。嚥下能力や消化能力もほぼ皆無と思われる患者に、食べさせられる可能性のある食べ物はなんでしょうか?
個人的には極少量の砂糖水だけでも口に含ませてあげられたらと思っています。

2020/10/27 15:41

せめて最後くらい物を食べさせてやりたいと思います。嚥下能力や消化能力もほぼ皆無と思われる患者に、食べさせられる可能性のある食べ物はなんでしょうか?
個人的には極少量の砂糖水だけでも口に含ませてあげられたらと思っています。
→嚥下機能がほぼ廃絶状態とのことであればリスクは高いですが、砂糖水などであれば、与えてもいいと思いますよ。

2020/10/27 15:44

相談者

ランボーさん

今日、その母にゼリー状のエネルギー飲料を少量口に含ませたところ、ゴクンと音を立てて飲み込んでいました。
砂糖水ではなかったのですが、母は「美味しい」と満足げで、もっと欲しいそうにしていました。
医師や看護師には内緒でしたが、これによって容態の急変もあり得るものでしょうか?

2020/10/28 14:52

医師や看護師には内緒でしたが、これによって容態の急変もあり得るものでしょうか?
→もちろん誤嚥をおこせば肺炎の悪化につながり命にかかわる可能性はあります。
お食事を提供するのであれば、最低限主治医の許可は取っていただく方がいいですよ。
嚥下機能の改善が見込めず、ご家族がどうしても少し食べさせてあげたいと、訴えられえるなら、主治医も誤嚥のリスクを説明してくれます。それをご理解ただけるのであれば、経口摂取の許可を出してくれるはずです。

2020/10/28 14:57

相談者

ランボーさん

病院側に経口摂取の依頼をしました。
なんとか認めてもらえそうです。
しかし、経口摂取が可能ならなぜもっと早い段階でトライできなかったのか残念です。
母はゼリー状飲料をしっかり飲み込んでおり、嚥下能力を完全に喪失してるとは思えないのです。
たとえ病院側が許可しなくとも、2か月前の入院時からやっておけば或いは、症状改善の可能性もあったのではないでしょうか?
今からでも経口摂取に挑戦し、上手くいけば大幅な症状改善の可能性はあるものでしょうか?

2020/10/28 16:10

たとえ病院側が許可しなくとも、2か月前の入院時からやっておけば或いは、症状改善の可能性もあったのではないでしょうか?
→今となっては判断が難しいと思います。入院中も嚥下機能評価は何回か行い、経口摂取再開は検討されていたはずです。それができなかったという事は十分な嚥下は難しかったという判断だと思います。
今からでも経口摂取に挑戦し、上手くいけば大幅な症状改善の可能性はあるものでしょうか?
→お楽しみ程度の経口摂取はできるようにはなるかもしれませんね。

2020/10/28 16:13

相談者

ランボーさん

「お楽しみ程度」とはお言葉ですね!
こちらは命の相談をさせてもらっているですが。
まぁ、良いです。

質問です。
前述の通り、ゼリー飲料を口に含ませたところ、ゴックンと音を立てて飲み込んだ母。
完全に嚥下能力を喪失しているとは思えないのですが、専門家の意見を伺いたいです。

2020/10/29 11:55

ごっくんと飲み込んだ場合でも、嚥下機能が低下している場合には、きちんと食道に流れ込んでいない場合もあります。むせこんでもせき込みがない場合もあります。不顕性誤嚥という状態です。
きちんと飲み込めているかについては嚥下機能評価(バリウムなどを飲んできちんと食道に流れ込んでいるかなど)を行うことで正確に嚥下機能について評価は可能です。
主治医に相談をしていただき、嚥下機能評価を再度行っていただくことで、正確な評価はできると思います。

2020/10/29 11:59