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相談者

増えていくSSRIが不安

相談者:なつさん(38歳/女性)

はじめまして。
強迫性障害、うつ症状により今年の7月頃よりルボックスを飲んでいるものです。SSRIの副作用でかなり辛かったですが100ミリ、150ミリと高容量飲めるようになり9月頃にうつ症状はかなり良くなりました。強迫性障害(精神疾患恐怖)はあまり変化は無かったもののうつ症状が軽減されたのでやり過ごすことは出来てました。
しかし11月に入りまたうつ症状が気になりはじめ、離人症状も伴い辛かったのでクリニックで話すとルボックス200ミリに増やしましょうとの事で今は1日200ミリを服用しています。
しかし症状はあまり変わらずその焦りからかひどくなってきているように思います。先日の受診ではさらに向精神薬を追加しましょうかと言われ落ち込みました。このまま薬だけ増えていくのにとても不安があり、こちらに相談させて頂きました。
食欲不振、悪心、早朝覚醒、不安感、焦燥感、憂鬱感などはありますが仕事、家事、育児はやれてます。
このままの治療ですすめるしかないのでしょうか。

相談者に共感!

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2020/12/24 13:20

こんにちは、はじめまして。お返事遅くなり申し訳ありません。強迫性障害とうつ症状でルボックスを内服されているのですね。うつ症状が改善していて、その後再度うつ症状が出てきているということですね。食欲不振、悪心、早朝覚醒、不安感、焦燥感、憂鬱感などはうつ症状から引き起こされているものと考えて矛盾はないように思いますよ。仕事、家事、育児をできているというのはとてもすごいことですので、現在のところは程度は重くないようにも感じますが、焦りがひどくなっているということですから、ギリギリの状態なのでしょうか。お薬での治療は抗うつ薬の増量や変更、向精神薬を併用したり、抗不安薬を併用したりすることは一般的で、大きな心配はされなくてもよいかと思います。治療はお薬以外にも、仕事や家事、育児などの負担が強いようでしたら減らすようにしたり、家族や友人などに相談したり話を聞いてもらったりするのもよい治療になります。病院では精神療法といってお薬以外の治療を行っている病院もあるので、他の方法も相談されるとよいと思いますよ。お大事にどうぞ。

2021/01/10 22:41

相談者

なつさん

ありがとうございます。
お返事遅くなり申し訳ありません。薬での治療はやはり一般的なのですね。
すみません、もう一度質問させて下さい。私の強迫性障害は精神疾患恐怖でして…自分の意識的な感覚(無意識で行うことへの恐怖、普段とは違う感情など)にとても敏感です。うつ状態なのも「うつだとよい人生が送れない」という潜在意識があって、普段楽しめていたことが楽しめないと「いつもは楽しんでるのに今日はおかしい→うつ状態かも→食欲もない→やはりうつ状態かも→(ちくいち感情を確認してしまう)→悲しくなってきた→やはりうつ状態だ」ときっと普通の健康な人でもありえるような異変に敏感になってしまい、負のループにはまるような感じです。なので本当に自分がうつ状態なのか、ということにとてもこだわってしまって…。
仕事、家事、育児も完璧ではないかもしれませんがやれていますし、友人と電話すればゲラゲラも笑ってますし、好きなKーPOPアイドルのグッズを買ったり動画を見たりして楽しんだりもしてるので、きっと家族が聞いたらうつ状態とは思えないと思います。
でも自分の頭の中では「今日は友人と電話してても気分が乗らないな→うつ状態なのかな→やはりジョークもうまく返せてない→どうしよう」「今日は好きなアイドルの動画を見たいと思えないな→うつ状態なのかな→それとも興味がなくなったのかな→どうしよう」とモヤモヤ悩んでいたりします。
このような生活を送ることはできていても頭の中はモヤモヤしている、という場合もやはり投薬治療を続けた方がよいのでしょうか。

2021/01/15 11:42

こんにちは、再度のご相談ありがとうございます。詳しく説明していただきありがとうございます。精神疾患に対する恐怖ということですね。大変お辛いことと思います。家族からみるとうつや不安な状態がわからない状況で、生活は送ることができているということですね。一般的には、やはり、外からみて症状が辛そうである場合や、生活に支障がある場合にお薬の必要性が高まると思います。そのため、今の状況では、お薬による治療がよりお勧めであるというほどではないかもしれません。ただ、外から見てわからなくて、生活がおくれていても、ご自身の症状がつらい場合で、お薬による治療によって症状が緩和されるということであれば、治療する意義もあると思います。治療を続けるほうがよいかどうかは、このバランス次第かと思います。ご自身の感じる治療効果、治療の必要性と、担当医の感じる治療効果、治療の必要性などをよく相談されてすり合わせていかれるとよいと思いますよ。いかがでしょうか、お大事にどうぞ。

2021/01/24 17:39