ピロリ菌とスキルス性胃がんについて。

ご質問ありがとうございます。

スキルス性胃癌もピロリ菌感染との関連性の指摘はされていますよ。

そのほかご心配なことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

（小生は指名質問も受け付けています。このような一般質問では回答権は先着順となるため、回答ごとに医師が異なる可能性があります。小生でよろしければ「チワワ」宛に指名質問を送っていただければ、引き続き小生が対応をさせていただきますので、次回以降のご質問について指名質問もご検討いただければ幸いです。）

こんばんは。お返事拝見しました。

感染とは病原体がヒト、動物に進入して増殖または成長する状態をいい、
発症とは病原体の感染により、臨床症状、健康障害をおこした状態を言います。

感染したとしても症状が出なければ発症したとは言わないですね。例えばこのご時世ですので新型コロナウィルスに感染する人がいても症状が出ておらず感染したことに気づかない人は発症していないと言えると思います。

御返事ありがとうございます。

「ピロリ菌由来の胃炎を発症していない状態では、(ピロリ菌の数が少ない状態では)誤陰性になる可能性は高いのでしょうか？」
→いいえ。感染していれば陽性となると思います。

「ピロリ菌に仮に感染していたとして、発症する前に除菌しても、胃がん予防効果を19歳では得られないでしょうか？」
→胃癌発症のリスクは軽減できると考えられますよ。

ご質問ありがとうございます。

費用については検査を予定している医療機関に明日にでも電話をして聞いていただく方が正確にわかりますよ。

「仮にピロリ菌陽性でを除去した上での感染率というのはどれくらいあるかは流石に見積もるのは難しいですかね。」
→それは判断は難しいと思います。

お返事拝見しました。

尿素呼気試験は自費ですと6000円前後程度のようです。念のため医療機関にもご確認ください。

スキルス胃がんは胃がんの約10％とされていますが、15歳から19歳の年齢の男性で胃がんの罹患率は人口100,000人に対し0.2人とされていますので計算上ではその10%になりますね。

スキルス胃がんは胃がんの中でも稀な胃がんですので患者は多くないですね。

また何かわからないことがありましたらご質問いただければと思います。