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過敏性腸症候群の薬について

相談者:たびいさん(41歳/男性)

こんにちは。最近、過敏性腸症候群による下痢・便秘・腹痛・ガスだまりに苦しんでいます。そこで、かかりつけ医から処方されている「ガスモチン(5mg)」「コロネル(500mg)×2錠」「セレキノン錠(100mg)」に加えて、臨時通院した(オンライン診療)別の病院から、「ビオフェルミン錠剤」「ガスコン錠(80mg)」「フェロベリン配合錠」「チアトンカプセル(5mg)」「グーフィス錠(5mg)」を追加処方してもらいました。2週間後の次回のかかりつけ医通院時も、「チアトンカプセル」を10mgに増量する事を希望するほかは、このままの処方を継続したいのですが、調剤薬局において「チアトンカプセル」の入手が困難になっているのと、かかりつけ医が「グーフィス」の処方に否定的で、どうしても値段の高い「アミティーザカプセル」にされてしまうのがネックです。そこで、1.なんとしてでも「アミティーザカプセル」を「グーフィス錠」にしてもらうには、どのような説明の仕方が適切か?2.「チアトンカプセル」と「トランコロン錠」ないし「トランコロンP錠」や同種同効薬の違いについて3.「コロネル錠」と「イリボーOD錠」や同種同効薬の違いについて以上について回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

相談者に共感!

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2021/09/03 12:50

質問ありがとうございます。

基本的には同じ疾患に対して同時に2箇所で薬を併用しない方がいいと思います。

他院で処方した薬が良かったので併用したいといっていい顔する医師はいないでしょう。

1.言い回しの問題ではなく、医師が使い慣れていない薬の処方は嫌なんでしょう。どうしてもグーフィスがいいのなら病院を変える方がいいかもしれません。
2.
チアトンカプセル:抗ムスカリン作用により、消化管などの平滑筋の痙攣や運動機能の亢進を改善します。

トランコロン:腸管運動の活発化を抑制し、腹痛が強い症例に向いている
便秘型には不向き
副作用として便秘、排尿障害、視調節障害、眼圧上昇、口渇、眠気、めまい、心悸亢進などが見られ、前立腺肥大や眼圧の高い緑内障の方には禁忌

3.
コロネル:大量の水分を吸収してゲル化することで、便は適度の水分を含み便の容積も増します。(紙おむつのイメージ)
安全性も高く、便秘型にも下痢型に対しても基本的な治療薬と位置づけられています
腹部膨満感・腹痛などの症状が見られることがあります

イリボー:腸管蠕動運動の活発化や腸管水分輸送異常の改善を促し、下痢を抑制し、便形状や便意切迫感を改善させます。
腹痛や腹部不快感など内臓知覚過敏を改善する効果もあります

2.3番に関しては記載してある薬剤の特徴について記載させてもらいました。
以上よろしくお願いします。

2021/09/03 14:13