妊娠したいと思ったら、今すぐにでもはじめたい妊活。
食事はどうすれば?ストレスは影響するの?など…気になることはたくさんありますよね。
今回はそんな妊活にお悩みの方の相談をまとめてみました。
受精・着床に良い食べ物と
良くない食べ物を教えて下さい。
今のところはっきりとした科学的根拠として確立されている受精・着床に良い食べ物、というのはないのですが、
いつ妊娠しても良いように、普段からバランスの良い食事を心がけていただくのが良いかと思います。
日本人女性の食事傾向として、
一般的には過剰になりがちなもの;塩分
不足しがちなもの;鉄、カルシウム、葉酸
と言われています。
ですので今から気をつけていただきたいポイントは
1)薄味を心がける。
2)鉄分の多い食品を摂る。
多く含まれる食品:レバー、アサリ、小松菜、青梗菜など。
(注;レバーはビタミンAが豊富に含まれており、欠乏すると発育不良になりますが過剰になると胎児奇形発生の原因になるため、摂りすぎには注意が必要です)
3)カルシウムの多い食品を摂る。
多く含まれる食品:乳製品、小魚、海藻、大豆製品、青菜
(注;カルシウムは食品添加物に多く含まれるリンが過剰になると吸収率が下がります。できるだけインスタント食品や加工食品は控えることが望ましいです)
4)葉酸の多い食品を摂る。
多く含まれる食品:のり、ほうれん草、モロヘイヤ、枝豆、アスパラ、ブロッコリー等の緑黄色野菜
(注;不足すると胎児奇形発生の原因になるため、特に妊娠初期は意識して摂りましょう)
5)アルコールやカフェインを控える。
といったことを取り入れていただくのが良いかと思います。